2015年6月29日

親知らずは抜く?残す?

親知らずとは、一番最後に生えてくる4本の奥歯のことです。
4本のうちの2、3本しかはえなかったり、4本すべてはえないこともあります。
親知らずを含めると、人間の永久歯は合計32本になります。

多くの場合20歳前後ではえ始めるため、親がこどもの歯のはえ始めを知ることがないので、親知らずという名前がついたといわれています。
また、乳歯が永久歯の「親」と考えると、親知らずには、対応する乳歯が存在しないので、「親知らず=対応する乳歯がない」と考える説もあるようです。
親知らずの問題点は、正しくはえなかったときの歯みがきが難しく、虫歯になりやすいことと、となりの健康な歯にトラブルを与えることです。

親知らずは抜いたほうが良いというイメージがあります。確かに親知らずは、斜めだったり、横を向いたり、正しくないはえ方をすることが多いです。
しかし、ただしくないはえ方をした場合でもトラブルがなければむやみに抜く必要はありません。
親知らずを抜くのはトラブルをおこしているときです。
例えば、親知らずは上下の歯の片方だけはえることもあります。
その場合、対になる歯がないので直接歯ぐきにあたり、傷をつけたり炎症をおこしたりします。また、無理にかみ合わせようとすることで、歯並びが崩れてかみ合わせが悪くなることがあります。

2015年6月22日

歯列矯正はいつやるのが良い?

歯並びをきれいに整えることを歯列矯正といいます。歯並びを整えることで、あごや口もとから顔全体の形を整える効果が期待できます。
さらに見た目だけではなく、かみ合わせが悪かった場合、歯列矯正を行うことでかみ合わせを良くすることができます。

また、乳歯から永久歯にはえかわる6歳から12歳ころにかけて、歯並びが良くなるように、舌で歯を押し出すなどのくせをなおしたり、簡単な器具で治療することを咬合誘導といいます。咬合誘導は歯列矯正のように、歯を抜いたり、大がかりな器具を使用しない治療方法です。

子どもは乳歯から永久歯にはえかわることもあり、矯正を始めるタイミングが難しいといわれています。しかし、かみ合わせが悪く発育に悪い影響を及ぼす場合、あごの成長を助ける必要がある場合、永久歯が生えてくる場所がない場合など、なるべく早くに治療を始めた方が良いケースもあります。

【開咬】...奥歯をかみ合わせた時、前歯の上と下の間にすき間ができている状態。
【交叉咬合】...上下の歯をかみ合わせたとき、左右にずれている状態。
【反対咬合】...下の歯が上の歯より前にある状態。受け口ともいいます。
【上顎側切歯の逆被蓋】...上あごの即切歯が、下の歯より後ろにある状態。このように歯が前後にずれて、デコボコしている状態を乱ぐい歯ともいいます。

2015年6月15日

抜けた歯はどうする?

乳歯が抜けた時、日本では「下の歯は屋根の上にほうり投げ、上の歯は縁の下に投げ入れる」という風習があります。これは、新しい歯は抜けた歯がある場所に向かって生えるという言い伝えから、歯がまっすぐきれいに生えてほしいという願いをこめたものです。

最近では、抜けた歯をとっておくための専用の小物入れがあり、それに入れて記念にとっておく人もふえています。

それでは、世界の国々ではどのような風習があるのでしょう。
日本と同じように、屋根の上に投げる国には、シンガポールやタイ、ベトナム、中国などがあります。
アメリカやカナダ、イギリスなどでは、「寝る前にまくらの下においておくと、歯の妖精が持っていって、代わりにお金やお菓子などのプレゼントをくれる」という話があります。
フランスやスペインのように、歯を持っていくのが妖精ではなくネズミという国も多いようです。
また、アフガニスタンやバングラデシュでは、ネズミの巣穴に落とし、エジプトやオマーンでは、太陽に向かって投げるそうです。
チリやコスタリカのように、抜けた歯をペンダントやイヤリングにする国もあります。

様々な風習がありますが、歯の生えかわりはどこの国でも、うれしい子どもの成長と考えているようです。


2015年6月 1日

歯に良い食べ物、悪い食べ物

歯に良い食べ物というとカルシウムが多いチーズなどの乳製品や、さくらえびなどの魚介類があげられます。しかし、カルシウムだけをとっていても歯に良いとは言えません。
カルシウムが体に吸収されるのを防げるビタミンDも必要です。
ビタミンDは乾燥きくらげ、丸干しいわしなどに多く含まれています。

また、「清掃性食品」と呼ばれる食べ物も歯に良いです。
この清掃性食品とは、その食べ物をかむときに歯の表面をきれいに掃除してくれる食べ物をいいます。食物繊維を多く含むコンニャクやゴボウが有名です。
さらに、口にすることでだ液の量を増やす、酸っぱい食べ物も清掃性食品に入ります。

では、虫歯になりやすい食べ物は何でしょうか?

キャラメルやビスケット、チョコレートなどのお菓子は、砂糖を多く含むうえに歯にまとわりつくので虫歯になりやすい食べ物です。
歯にまとわりつく食べ物を「停滞性食品」と呼びます。
汚れが取れにくくだ液もあまり出ないので、歯には良くない食べ物といえます。

虫歯予防のためには、あまり砂糖を多く含む食品は控えた方が良いですね!

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