2015年11月30日

ほっぺのおかげで飲み物が飲めています!

食べたり飲んだりする時にくちびるが活躍することは以前お話しました。
くちびるの筋肉とほっぺの筋肉はつながっていて、いつも協力して働いています。

クマやウシはモグモグとほっぺを動かして食べますよね?人も同じですよね。ではワニやトカゲはどうでしょう?横顔を見ると奥歯までよく見えて、ほっぺがありません。
これは哺乳類と爬虫類の違いです。爬虫類から哺乳類に進化するとき、おっぱいをこぼさないで吸えるように、筋肉が口のまわりに集まるように進化したと考えられます。それがほっぺなのです。
口のまわりの筋肉は表情も作るので、色々な筋肉とまとめて「表情筋」とも呼ばれています。でも、もともとはおっぱいをきちんと飲むために発達したものです。
ワニやトカゲなどの爬虫類は、卵から生まれ、ミルクを飲まずに育ちます。だからほっぺやくちびるは必要ないのです。

くちびるの筋肉でくわえられて、ほっぺの筋肉が吸盤のようにキューッとへこんで動くおかげで、ヒトはおっぱいを吸って育つことができるし、ストローで飲み物を吸えるようになったのです。ほっぺは、私たちにとって大切な役割があったんですね。

予約
お知らせ
お知らせ一覧を見る
歯のこばなし
今日のお天気