2016年2月22日

むし歯の進行は5段階

進行するほど治療もおおがかりになる

むし歯は専門用語で「カリエス」といいます。歯科で良く聞く「C」はカリエスの頭文字、むし歯は進行状況によってC0~C4の5段階に分けられています。
C0は、歯に穴があく前の初期のむし歯です。歯科で削らなくても、歯の再石灰化を促す治療で治る場合があります。

C1~C4と診断されると歯科医師による治療が必要です。むし歯の部分を削り、消毒をしたうえで詰め物や被せものをするのが基本。C1なら削る部分は最小限で済むので比較的簡単に治療できます。エナメル質は硬いので痛みもありません。

C2になると歯がしみるなどの症状が現れ、麻酔をしての治療になります。むし歯が歯髄に達したC3では、神経の処置が必要になるため歯を大きく削らなくてはなりません。痛みがひどい場合は神経を取ってしまう場合もあります。C4まで進行すると歯髄は壊死し、多くの場合は抜歯に至ります。

大人のむし歯に注意!

10代までの若い世代は、歯のエナメル質がまだ弱いため、酸によって溶かされやすく、むし歯になることことが多い年頃です。
しかし、大人になるとエナメル質が頑丈になるので、新たなむし歯にかかることはそれほど多くありません。

ところが、過去に治療した詰め物や被せ物の隙間からむし歯菌が入り込み、治療した歯が再び虫歯になるケースが少なくありません。これを「二次カリエス」といいます。見つけにくいむし歯ですし、もし神経を抜いていれば痛みもないので、気づいたときにはかなり深くまで進行しているケースが多くなります。詰め物や被せ物は一生ものではなく、経年劣化により歯との間に隙間が生じるので油断をしてはいけません。

もうひとつ、65歳以上の高齢者に多いむし歯が「根面う蝕」です。加齢や歯周病によって歯肉が下がり、露出した歯根の部分にむし歯ができやすくなります。歯根の表面のセメント質や象牙質は軟らかいので溶けやすく進行が速いので要注意です。

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