2016年8月 1日

「狭心症」や「心筋梗塞」のリスクは2倍以上

 歯周病によって動脈硬化が進行すると、そのリスクは心臓へも及びます。

 心疾患はがんに次ぐ日本人の死亡原因の第2位ですが、歯周病にかかっている人は、歯周病がない人に比べて、狭心症や心筋梗塞になるリスクが2~3.6倍も高くなるという研究結果が出ています。
また、重度の歯周病患者が心筋梗塞を発症した場合、その死亡率は2倍になるとの報告もあるのです。

 狭心症や心筋梗塞は、心臓に酸素や栄養を供給する冠状動脈の動脈硬化によって起こる病気です。
冠状動脈に歯周病菌などが侵入すると、動脈硬化に関与して血栓ができやすくなります。
すなわち、歯周病を長期間放置していると、狭心症や心筋梗塞を発症する危険が高まるのです。

 そのほか、心臓内部の弁や心内膜に歯周病菌などが感染することで「細菌性心内膜炎」を引き起こすケースもあります。これは敗血症などの原因となり命にも関わる病気です。

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