2016年8月30日

高齢者に多い「誤嚥性肺炎」も歯周病菌の感染で起こる

 現在、日本人の死病原因の第1位はがん、第2位が心疾患、第3位は肺炎です。
特に高齢者になると肺炎で亡くなる人の割合が多くなりますが、実はそのことに歯周病が大きく関係しています。

 高齢者がかかる肺炎の多くは誤嚥性肺炎です。誤嚥とは食べ物や飲み物を誤って飲み込むこと。
本来、唾液や食べ物は口から食道を通って胃に運ばれますが、誤って気管に入り、気管支、肺へ送られてしまう事があります。
このとき歯周病があり、口の中がプラークだらけで不潔な状態だと、歯周病が肺に感染して誤嚥性肺炎を引き起こすのです。

 そもそも肺や気管は、口から細菌が侵入しないように嚥下反射などの生理的な反応で保護されていますが、高齢になるとこれからの機能が衰えて摂食嚥下障害が生じ、誤嚥が起きやすくなります。したがって、高齢になるほど口の中を清潔に保つことによる歯周病予防がいっそう重要になります。

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