2016年10月17日

①家庭でできるむし歯と歯周病の予防法

 「磨く順番」と「ハブラシの使い方」
 虫歯や歯周病の予防には、なんといっても日頃の歯みがきが一番重要です。第一の目的は原因菌のかたまりであるプラークの除去。第二はフッ素入りの歯磨き剤を使って、歯のエナメル質にフッ素を供給することです。

 まずは磨く順番を決めましょう。たとえば下の内側の奥歯からスタートして、 一筆書き の要領で磨いていくと、磨き残しや磨き忘れがなく効率的です。

 歯磨き剤はけちらず、15歳以上では2cmほど練り込みます。歯ブラシは鉛筆と同じ持ち方がお勧めですが、力を入れすぎなければ普通に握ってもかまいません。ブラシを細かく震わせ、人間電動歯ブラシになった気持ちで1本ずつブラッシングしましょう。

 ところで、歯を磨く前に歯ブラシを濡らしていませんか?実はこれはNG。歯ブラシを濡らすと泡立ちが良すぎて、すぐに吐き出したくなり長時間磨けません。渇いた歯ブラシに直接歯磨き剤を付けて磨けば普通より30秒は長くみがけます。ぜひお試しください。

 「歯は直角」に「歯周ポケットは45度」に
 ミュータンス菌などの集まりであるプラークを効果的に取り除くには、歯のすべての面に対してブラシを直角に当てて磨きます。1本の歯につき20回以上を目安に、歯ブラシを左右に1~2mmほど細かく微振動させるのがポイント。特に奥歯の一番後ろの面は磨き忘れの多い場所なので意識的にブラシを当てるようにしましょう。

 虫歯予防にはこれだけでもいいのですが、歯周予防のためには、歯ブラシを斜め45度の角度にしてはと歯肉の境目もブラッシングしてください。歯周ポケット付近はもっとも汚れが溜まりやすい場所の一つです。できるだけ力を入れず、ポケットに毛先が入り込むようにして細かく振動させましょう。

 一通り表面を磨いてから、最後にまとめて斜め45度磨きを行ってもいいですし、1本ずつ直角磨き+斜め磨きをしながら移動していくのでも構いません。自分のやりやすい方法を身につけて習慣化しましょう。

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