2016年11月 7日

⑤家庭でできるむし歯と歯周病の予防法

 その他の歯間清掃アイテム「歯間ブラシ」と「ワンタフトブラシ」
 歯間ブラシは、つけ根を自在に曲げられるので歯間に挿入しやすくなっています。ただし、使い方にはやや注意が必要です。
そもそも歯間ブラシは、人工歯の間の掃除や歯周病が進行して歯の隙間が大きくあいた場所などに使うケア用品です。健康な歯に使うとかえって歯肉を傷付けたり退縮させる危険があります。
特に前歯に使うのはNGです。歯間ブラシはサイズ選びも含め、歯科医師や歯科衛生士の指導の下で使用しましょう。

 また、上の奥歯の一番後ろ側や、歯並びが悪くハブラシが届きにくい場所には、ワンタフトブラシを使うと上手く磨けます。

 これは1本磨き用の小さな歯ブラシで、歯と歯の間や、上の前歯の裏側、1本だけ歯列からずれている歯など、通常の歯ブラシは磨きづらい部位のケアに適しています。

 歯に当てて円を描くように磨くのがポイント。1日1回、就寝前に磨くだけでも違いますので、ぜひ日常的に使ってみて下さい。

 歯を強くして石灰化を促す「フッ素」のむし歯予防効果
 歯の表面のエナメル質は、ハイドロキシアパタイトという非常に硬い組織でできています。ところが、酸には溶けやすく壊れやすい性質があるため、むし歯菌が出す酸によって、すぐに歯の表面が溶け出してしまいます。

 そこで、虫歯予防の主役ともいえるのが「フッ素」です。

 フッ素をエナメル質に作用させると、フルオロアパタイトという酸に溶けにくい歯質になります。さらに、酸性に傾いた口の中を中性に戻したり、歯の再石灰化を促し、初期のむし歯なら修復できる場合もあります。

 家庭で使えるフッ素入りアイテムとしては、フッ素入り歯磨き剤が基本ですが、歯科ではハミガキのあとに歯に塗るフッ素ジェルも販売しています。
 最近ではフッ素入り洗口液もあるので、歯科医院で相談してみましょう。普段の虫歯予防ケアにぜひ加えてみて下さい。

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