2016年12月12日

⑩家庭でできるむし歯と歯周病の予防法

 唾液の質を高める食事「繊維質」がカギ
 唾液は分泌量が多いほどいいと説明してきましたが、量だけでなく質も大切です。

 酸性に傾いた口の中でむし歯菌などの細菌が増殖した状態だと、唾液はネバネバとしています。

 水分の多いサラサラの唾液にするには、野菜や海藻など噛みごたえのある「繊維質の多い食材」をバランスよく食べることです。日本の食卓ではおなじみの鍋物は、肉、魚、野菜、キノコ類など、よく噛む食材の宝庫。和食の文化はここでもパワーを発揮します。

 また、小魚や、チーズ、牛乳、ひじきなどは歯の再石灰化を助けるカルシウムが豊富。キウイフルーツは舌苔(舌の汚れ)を落とし口臭予防にもなります。
 噛む回数を増やして唾液の分泌を活性化するには、よく噛まないと飲み込めない食材を使うのがコツ。単に硬いものがいいというわけではありません。

 自分で簡単にできる「ドライマウス」改善法
 ためしにキシリトールガムを噛んでみて、もし唾液を飲み込まないで2分間も噛み続けられるようならドライマウスの可能性があります。

 ドライマウスは不規則な食生活や食事内容が主となる原因ですが、心身にかかるストレスで交感神経が優位になっていると起こりやすくなります。

 ドライマウス対策として、次のような生活習慣を3ヶ月続けてみて下さい。
 ●唾液のものである水を十分に取る
 ●コーヒーと紅茶は禁止。飲みたいときはカフェインレスのハーブティーを。
 ●副交感神経が優位の時間を作るために、入浴剤を入れたお風呂にゆったりつかる。
 ●繊維質を多く含む食材を取り入れ、1日3食を規則正しく、よく噛んで食べる。
 ●食前にキシリトールガムを噛む。
 ●唾液腺をマッサージする

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