2017年2月 6日

③歯科で行う「歯周病」の予防と最新治療

 重度に進行した歯周病では抜歯が必要なことも
 歯周ポケットがかなり深くなると、歯を支える歯槽骨がほとんどなくなるため、歯がグラグラして噛み合わせが悪くなり、食べ物を噛むこともできなくなり、また噛んだだけでも痛みを感じるようになります。
ここで重度に進行した歯周病では、残念ですが適切な治療法として抜歯が選択肢に挙がります。

 重度の歯周病になると歯を温存しても改善しないばかりが、歯周ポケットで増殖し続ける歯周病菌によって隣の健康な歯の歯周組織を破壊にもつながります。
さらには糖尿病や心筋梗塞などの全身疾患と関連する心配もあります。

 歯周病の歯を抜くと歯周ポケットもなくなるので、プラークや歯周病菌もそこからいなくなります。歯肉の腫れや痛み、出血、大きく揺れる歯などに我慢して生活するよりも、歯を抜く方がよい場合もあります。歯科医師とよく相談のうえ判断してください。
 抜歯後はブリッジや入れ歯、インプラントによる治療を必ず受けましょう。

 アフターケアで歯周病の再発予防を
 歯周病は治療が終わったからといって決して安心できるものではありません。歯周病は生活習慣ですから、適切なアフターケアを怠るといずれ再発します。

 健康を取り戻した歯を維持するには、徹底したプラークコントロールが基本です。歯磨きなどのセルフケアはもちろんですが、歯科医師、歯科衛生士などのプロによる定期的なメンテナンスを受けることが不可欠です。何度も述べているように、磨き残しがあると気付かないうちにプラークが歯石になり、そうなると世界一正しいブラッシングをしていても落とせません。

 出来れば年2回、少なくとも年1回は歯科で定期検診を受け、歯周病の再発がないかをチェックするとともに、プラークや歯石をきれいに除去してもらいましょう。

 また、次章で紹介する「PMTC」や「3DS」といった歯科で行うクリーニングや除菌も歯周病予防に効果がありますので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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