2017年4月24日

口の中と歯の働き

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 A.口について
 6.どうして口には舌があって赤いのですか。
 舌は筋肉でできていて、表面は粘膜という薄い膜でおおわれています。そのため、筋肉の色が透けて、赤く見えるのです。

 また、舌は筋肉でできているためよく動きます。食事のとき、食べ物を口の中で混ぜ合わせたり、よく噛めるように歯の上に食べ物をのせたりします。話すときには舌の形を変えたり、上顎や歯の裏に舌をくっつけることにより、様々な言葉を話すことができます。

 7.なぜ舌で味が変わるのですか。
 味覚を感じる部分を みらい と言います。みらいは長さ約80μm(1μmは1mmの1000分の1)幅約.40μmの小さな卵型の細胞です。みらいは、口の中に4000~5000個くらいあると言われ、この大部分が舌に存在しています。
みらいからは脳まで神経の細かい線維が通っていて、味のある物がみらいに触れるとその刺激が脳まで伝わり、甘い、辛い、しょっぱい、すっぱい、などが感じられます。

 食べ物のおいしさは、食べ物が歯で砕かれ、唾液と混ざることにより感じられるのです。

 8.舌が短いと上手くしゃべれないそうですが、本当ですか
 言葉を話すとき、舌は大切な働きをしています。口の中のどこでどのように舌を使うかによって、いろいろな語音(言葉の中のひとつひとつの音)ができるのです。正しい語音を作るためには、舌が自由に動かなければなりません。

 舌の裏側には、舌小帯と言われる薄いひだがあります。このひだが舌の先についていると舌を思うように動かすことができません(舌小帯短縮症または舌小帯癒着症あるいは舌強直症)。
舌を突き出した時に舌の先がハート型にくうびれて十分外へ出なかったり、舌の先で上顎を触ることができないような場合には、舌小帯を切って舌を動きやすくすることもあります。
 舌を思うまま動かせるということは、言葉を話すうえで、とても重要なことなのです。

2017年4月18日

①口の中と働き

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A.口について

 なぜ人間には唇があるのですか?
 唇は顔の皮膚と口の中の粘膜との境となっています。これは、他の動物では見られず、人間に進化する過程で現れたと考えられています。
 
 このように、唇は普通の皮膚と違って、表の皮の厚さがとても薄く、皮のすぐ下に血管が通っています。そのため、血管の色が透けて見えて、唇が赤く見えます。また、わずかなしげきで出血したり、はれたりします。

 なぜ、のどちんこがあるのですか?
 のどちんこは、口蓋垂といって、筋肉からできていて上へ動かすことができます。口蓋垂の下の部分をさす軟口蓋は物を飲み込む時や、な行・ま行以外の発音の時に、持ち上がって鼻と口を遮断します。これにより、飲み込む時には食べ物が鼻に逆流するのを防ぐことができ、言葉を話すときには、な行・や ま行といった、鼻から息が出る音以外の音を話すときに鼻から息が漏れるのを防ぐことができます。

 プールに入ったいるとどうして唇が紫色になるのですか?
 人間(恒温動物)がプールの水の中に長ながく入っていると、体温が水に奪われて体温が低くなります。その低下がどんどん進行すれば、体温がひどく低下し、ついには生きるために必要な体温(恒温性)が保たれなくなります。

 通常、生理学的には、少しでも体の表面から熱が奪われるのを防ぐために、体の筋肉を細かく振動や収縮させて、組織でのエネルギーを作り、体温を上昇させ、体温を保つようにするのです。その場合、体の表面から熱が奪われないよう、体表に近い未梢血管が収縮して血行が悪くなります。

 唇には小さな血管が多く、血管の巣となっています。普段はこの血管の巣に、酸素化された血液が充分に流れ、赤い色をしています。しかし、このように体温が下がってくる場合、表面に近い血管の巣が収縮し、酸素化血量がへり、唇の赤みがおち、口唇部の色が紫色に見えるのです。
 そのままプールにはいっていると、体温が下がりすぎて生命に危険となるので、できるだけ、早くプールから上がって体を暖めたほうがいいです。

2017年4月10日

口の中と歯の働き

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 ①口の中について

 口は何のためにあるのでしょうか?
→口の一番の働きは食べ物を噛み、飲み込むという働きです。これは、人間が生きていく上で必要な栄養を取り込むという最も重要な働きです。
口に取り込まれた食物は、唾液と混じり合い、歯と舌と頬によりすりつぶされて、やわらかな塊となって飲み込まれ、食道を通って胃へ送り込まれます。ここで消化され必要な栄養分が体に吸収されるわけです。
 
 また、呼吸をする空気の通り道の口には言葉を話すという働きもあります。喉を通ってでてきた声を舌や唇の形を変える事によっていろいろな言葉にすることができます。言葉を話すことにより、ほかの動物と違い、人間は複雑な事を考えたり相手に伝える事ができるようになりました。

 このように、口には人が人らしく生きてゆくために大変重要な働きがあります。

 口はどうして開いたり閉じたりできるのですか
→口は上顎と、下顎からできていて、上顎は頭の骨とつながっています。そのため、上顎は動かすことはできません。
しかし、下顎は頭の骨からつり下げられていて、顎を動かす筋肉がついているのです。この筋肉によって、下顎を上げたり下げたりすることができます。
下顎を下げれば、口は開きますし、下顎を上げれば口は閉じます。

2017年4月 3日

⑧歯科で行う「むし歯」の予防と最新治療

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予防に力を入れているかどうか
 いまや歯科医院はコンビニエンスストアよりも軒数が多いといいます。患者さんにとって一番悩みは「どうやっていい歯医者を見分けるか?」ではないでしょうか。
 
 歯科選びにいくつかポイントがあります。まずは、歯医者さんの玄関から受付を覗いてみて下さい。歯科用商品の歯ブラシや歯磨き剤、フッ素やキシリトールのアイテムなどが揃っていれば合格。いい歯科医院は間違いなく予防歯科に力を入れています。
 
 次に予約の電話の際、「歯磨き指導はしてもらえますか」「歯磨きグッズを選んでもらえますか」と聞いてみましょう。そこで快く対応してくれる歯医者さんなら安心です。

 初診時には、問診表がしっかりしている、歯磨き状況などの生活習慣チェックも行う、検査を行うといった通常のステップをきちんと踏んでいるかどうかも重要です。

 治療方針の説明では、複数の選択肢を提示し、それぞれのメリットとデメリットを説明してくれる先生は良心的です。費用に関する希望を聞いてくれることも大事なポイントです。

 歯科の総合健康診断「歯科ドック」をご存知ですか?
 人間ドックが病気の予防や早期発見を目的としているのと同様、歯科にも口の中の総合健康診断としての「歯科ドック」が存在します。
 
 歯科ドックは現在の口の中の健康状態を精密に診断し、今後の治療やケアの方針を決めていくベースになります。トラブルが早期発見できれば、たくさんの選択肢から治療法を選べますし、治療にかかる期間や費用が大幅に減らせるのもメリットです。

 歯科ドックのメニューは、歯と歯周組織のチェックのほか、口腔粘膜、唾液、咬合状態、口腔がん検査など、口腔機能全般をカバーしています。

 日本では予防医療に関して健康保険が適用されず、費用は自由診療のためばらつきがありますが、だいたい2万円前後が目安。1時間~1時間半ほどで済みます。

 繰り返し述べてきたように、口のトラブルが原因となる全身疾患はたくさんあります。人間ドックだけで安心せず、これからは定期的に歯科ドックも受診しましょう。

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