2017年5月22日

2.言葉と歯並び

 しゃべりずらい.png
3歯の並び方が悪いと声が変わると聞いたけど本当ですか どうして歯と声が関係あるのですか
 歯並びや噛み合わせがよくないと、言葉の音に影響することがあります。1つ1つの言葉の音を出すことを構音といい、唇、舌、歯、歯蓋、口蓋などは、構音に欠ける事の出来ない大切な道具(構音器官)です。
唇や舌と歯、歯茎、口蓋との間でいろいろな子音が作られます。サ行音、シャ行音は舌先を歯や歯茎に近づけて狭い隙間から息を出して音を作り、ラ行音は舌先で歯茎をはじいて音を出します。大部分の人は、舌と歯、歯茎を利用してサ行音、シャ行音、タ行音、ラ行音などを出しています。

 ところが下顎が前に突き出ていると舌と歯や歯茎との間で出す音であるサ行音、ザ行音、ッ、チなどに異常が生じやすくなります。前歯がかみ合わず開いている(開咬)場合は、サ行音、タ行音などが、舌を上下の歯の間にはさんで出す不完全な音となったりします。
 
 4.しゃべりにくい言葉があるのですけれど何か歯と関係があるのですか?
 小学校6年生からの質問です。口の中や耳の働きなどに異常が無いように思えるのに、言いにくい言葉あるとすれば、舌小帯異常症といって舌がひきつれている場合があります。これは見逃されやすく、言葉に言いにくさが出て初めて気が付くことが多いのです。

この場合、6年生の年齢では、ラ行音、に言いにくさが残っている場合が多いのです。治療方法は、この年齢では手術をして、その後、機能訓練、あるいは構音治療を行えばよくなります。

 また、歯並びや噛み合わせのちょっとした異常や、舌の使い方に問題がある場合にも言いにくさが出る人がいます。この場合には構音治療でたいてい良くなります。

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