2017年9月19日

6.歯のみがき方、歯ブラシ、歯みがき剤

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 歯磨きせずに歯を守ることができませんか?
 歯磨きしないで歯を守ることは大変難しいと思います。

 なぜかというと、私たちの食事やおやつがほとんど加工されているからです。食べやすく味も良くするために、煮たり、焼いたり砂糖を加えたりしています。加工する事により、食べ物などが口の中に残りやすくなり、食べ物に含まれる砂糖がむし歯の細菌のエサになります。

 細菌は砂糖などをもとに、グルカンという白いネバネバしたものを作り、特に、歯と歯の間や奥歯の噛み合わせの面や歯と歯ぐきの境目に着きます。これが歯垢と呼ばれているものです。
歯垢はうがいをしただけではとれません。歯磨きをしないと取れないのです。そして、歯垢が酸を出すと、この酸が歯をとかします。これがむし歯の原因となりますし、エンドトキシンというものをだすと歯ぐきの病気の原因となります。

 野生の動物にはむし歯や歯茎の病気は見当たりませんが、人にかわれると加工食品をたべるためにこれらの病気にかかりやすくなります。動物園やえずけされた猿にはむし歯や歯ぐきの病気がよく見られます。

 いつまでも自分の歯で食べれるようにするためにも、やはり、しっかりと歯を磨くことが大切です。

2017年9月11日

5.子どもの歯から大人の歯へ

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 おばあちゃんになったらなぜ入れ歯をするのですか?
 年をとると髪の毛が抜けたり、腰が曲がったり、顔にしわができたり体のいろいろなところに変化がおきてきます。これを老化現象といいますが、口の中にももちろん老化現象がおきてきます。
そのひとつが歯が抜けることです。歯にも寿命があるのです。しかし、歯が抜けたままにしておくと、物が食べられません。また、口から空気がもれて正しい発音する事ができなくなります。
そこで、入れ歯をいれて食事ができ、はっきりと話すことができるようにするのです。また前歯がないとますますしわがよって年をとって見えてしまいます。いつまでも若さを保つためにも入れ歯は大事な働きをしているのです。

 年をとると毎日きれいに歯を磨いてもなぜ歯が抜けるのですか?
 歯は、歯根膜というゴムのような線維によって顎の骨の中に根がうわっています。こういった歯を支える組織も年をとると、腰が曲がったり、顔にしわができるように、老化現象の一つとしてもろくなったり、骨が吸収されて骨の量が少なくなったりしてしまいます。
そのため、きれいに歯を磨いても年をとると歯が抜けてしまうのです。しかし、100歳の人でも28本もある人もいるので、人の寿命と同じように、その人の心掛け、手入れで歯が抜けることを防ぐこともできます。


2017年9月 5日

5.子どもの歯から大人の歯へ

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 どうして大人の歯ははえかわらないのですか?
 子どもの歯の下には大人の歯のもとができています。そして大人の歯のもとが生えてくるにつれて子どもの歯は抜け、生えかわるのです。
しかし、人間の歯のもとは2回しか作られません。つまり、いったん大人の歯が生えてしまうとそれ以上は歯ができません。したがって、大人の歯は生えかわらないのです。
 
 子どもの歯が抜けたら大人の歯に生え変わります、では大人の歯が抜けたらどうするのですか?
 大人の歯が抜けてしまうと、もうその後に生えてきません。したがって人口の歯を入れる治療をします。抜けた歯が1本だけだったらブリッジといって抜けた歯の両隣の歯を削り、金属でできた歯をれます。
何本も抜けてしまったら入れ歯を作ります。また、最近では、インプラントといって人工の歯根を顎の骨の中に埋め込んで歯を入れるといった治療も行われています。

 乳歯の内側に永久歯が生えてきましたが大丈夫ですか?
 下の前歯が生えかわる時にしばしば見られます。
 通常は、乳歯が抜けてると下から永久歯が生えてくるのが良い生えかわり方です。乳歯がグラグラと動揺せず、しっかりしている状態で永久歯が内側から生えてきたら、歯科医院に行って乳歯を抜いてもらって下さい。
抜いた隙間が、生えてきた永久歯より大きければ、内側に生えてきた永久歯は前に出てきて正しい歯並びになります。

 しかし、隙間が永久歯の大きさより狭い場合は、隣の乳歯を削ったり、抜いたりして、永久歯の生える場所を作ります。永久歯の生える隙間が少ないと、歯並びが悪くなることが多いので、永久歯との交換の期間中、歯列の管理、あるいは矯正が必要になることがあります。


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