2017年11月 6日

歯みがきの歴史②

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こんにちは!プラザ若葉歯科のブログ担当佐藤です。

前回は歯ブラシの歴史について振り返ってみましたが、今回は「歯みがき」の歴史についてお話していきたいと思います!

外国では、歯みがきはどうしていたのでしょうか?古代エジプト(紀元前3000~1500年ごろ)では「練り歯みがき」と「粉歯みがき」のことが、全長21メートルのパピルスに詳しく記されています。それによると、ナイル川が氾濫したときに運ばれた肥沃な緑粘土を、研磨剤として使ったということです。帝政ローマ時代には、動物の骨を焼いた骨灰や、卵の殻を焼いた灰を用いて、歯磨き粉を作ったそうです。

日本では古来、塩で歯を磨いていましたが、歯磨き剤として商品化されたのは江戸時代とされています。当時の歯みがき剤として商品化されたのは江戸時代とされています。当時の歯みがき剤は砂や陶土を使っていて、相当、歯がすり減ったであろうと想像されます。

余談ですが、明治時代以前の日本や中国南東部・東南アジアにはおもに既婚女性、まれに男性などの歯を黒く染める「お歯黒(おはぐろ)」という化粧法が広まっていきます。お歯黒をきちんとつけるには、歯垢を取り除かなければならず、お歯黒の成分にもむし歯を防ぐ成分が含まれていて、虫歯予防にはかなり効果があったそうです。

明治時代になってからは、海外から安全な研摩剤成分が入ってくるようになりました。明治44年(1911年)には、ライオン歯磨本舗(小林商店)が日本初のチューブ入り歯磨き剤「ライオン固練りチューブ入り歯磨」を発売しました。

歯みがきの普及活動として、ライオン歯磨本舗は、早い時期から歯磨き教練に取り組んでいました。大正11年(1922年)ごろには、すでに小学校に専門の講師を派遣して、実施指導を始めています。やがて、指導のための小冊子「学校に於ける者磨教練の実際」を作成したり、歯磨き剤や歯ブラシの頒布活動も拡大させていきました。「歯磨体操」というものを集団で行う歯磨き指導によって、歯磨きの習慣がだいぶ定着したそうです。昭和3年(1028年)には日本歯科医師会が、6月4日を「ムシ歯予防デー」と制定して、ムシ歯予防を訴える多くの活動も行うようになりました。

こうして歴史を振り返ってみると、歯ブラシも歯のみがき方も時代によって違い、どんどん進化して今に至っていることがわかりとても興味深いですね。昔も今も大事なテーマである歯の健康のため、先人たちの知恵に感謝しつつ、いつまでも歯を大切にしていきたいですね!

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虫歯になる原因と、虫歯になりやすい食べ物の食べ方

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虫歯になるのには、大きく分けて次の3つの要因があります。


・歯そのものの質
・虫歯菌の量や強さ
・砂糖などの虫歯になりやすい食べ物の食べ方


これら3つの要素がすべてむし歯菌に好都合になったときに、虫歯になり始めます。
この3つの要因がすべてかさなると虫歯になります。

例えば、お菓子ばかり食べ、まったく歯磨きをしなくても、口の中に虫歯菌がいなければ虫歯にはなりません。
また、口の中が虫歯菌でいっぱいでも、虫歯の要因になる食べ物を食べなければ虫歯にはなりません。
しかし、そのようなことは現実的には無理なので、この要因を減らすように努力しなければいけません。


虫歯の原因となる代表的な虫歯菌がミュータンス菌です。
正しくは「ストレプトコッカス・ミュータンス」といいます。名前だけは強そうでかっこいいですね。恐竜の名前みたいです。


実は、このミュータンス菌、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。
食事の時に使うスプーンやお箸、または口うつしなどで大人から感染すると考えられています。
このミュータンス菌は食べ物の中の糖分から、ベタベタした粘りけのあるプラーク(歯垢)を作りだして、歯にくっつきます。
さらにプラークの中で歯のエナメルをとかす「酸」を出し、虫歯にしてしまいます。


食べ物を食べると口の中の虫歯菌は、食べ物の中の糖分から酸を作り出します。
その酸によって口の中は酸性になります。


鶴ヶ島市にある当院の最寄り駅、若葉駅の周辺にもケーキ屋さんがあります。ご近所の川越でも和菓子屋さんや素敵なカフェもあり、甘くておいしいものはどこでも手に入ります。
でも、食べっぱなしにしてしまうと、食べ物の中から酸が生まれてしまうのです。


口の中が酸性になると、歯が少しずつ溶けはじめます。これを脱灰といいます。
しかし、食べ終わってからしばらくたつと、だ液の効果によって口の中が中性に戻ります。すると脱灰によって溶けたカルシウムが歯の表面にくっつき、さらに歯を強くします。これを再石灰化といいます。
脱灰と再石灰化のバランスがくずれ、脱灰の時間が続いた状態。
この状態が虫歯のはじまりといえます。


口の中を長い間、酸性にしてしまうと虫歯の危険性が大きくなってきます。

おやつを長時間ダラダラと食べない、食事の後にうがいをする...というだけでも、虫歯予防に効果があるのでおすすめですよ。


ちなみに、野生の動物が虫歯になることはほとんどありません。
無歯になる原因は砂糖とミュータンス菌です。
野生の動物が砂糖をとることはまずありません。
しかし、動物園の動物やペットで飼われている動物はどうでしょう?
動物園のお客さんやペットの飼い主から、砂糖が入っている食べ物を与えられることがあります。また、動物園の動物も調査したところ、ミュータンス菌が見つかった例もあります。そのため、飼われている動物は虫歯の心配があるのです。


普段から、食生活の改善や、小さいお子さんに虫歯菌が移らないようにする配慮など、できることからしていきたいですね。

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