2017年12月 5日

唾液の仕組みとその秘密

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今日は、唾液の秘密についてご紹介します。


①唾液の出るきっかけは?


まず、何をきっかけに私たちの口の中では唾液が出ているのか、唾液が出る引き金を考えてみましょう。どんな時に食べ物を食べたくなってしまうかが、ヒントです。


皆さんも経験していると思いますが、「いいにおいがする」「お腹がすいた」「おいしそうな食べ物だな」と感じるときに、唾液が分泌されます。
私たちの頭には「脳」があります。脳は会社に例えると「社長」のようなものです。社員からいろんな情報を受け取り、それをまとめて判断して、社員に指令を出しています。

いっぽう社員にあたるのが「(抹消)神経」です。脳は口の周りにもいろんな「神経」を張り巡らせています。あごの筋肉に「動け!」と伝える「感覚神経」、味を伝える「味覚神経」、脳で感じたことに反応して唾液を出す神経もあります。
「脳」の奥底には「海馬」という部分があって、ここには生まれてからこれまでの記憶がストックされています。「おいしかった食べ物」「すっぱかった食べ物」の記憶は味や形やにおいと共にしまってあります。
「食べ物を見たぞ!」という脳の視覚神経からの情報、「いいにおいがする!」という嗅覚神経からの情報、そして「前に食べたけどおいしかった!」という海馬の記憶を脳がネットワークでつなぎ、情報をまとめて判断し、「おいしい食べ物がある。唾液を出して食べる準備だ!」と唾液を出す神経、唾液核に指令をするのです。


こんなふうに、脳がいろんな情報を集めて指令してくれるおかげで、私たちは「おいしく食べる」ことができるのです。よくサッカーでチームを引っ張るポジションの選手を司令塔と言いますが、まさに脳は司令塔そのものです。食べ物を食べ飲み込むことをゴールに例えると、唾液がそれを上手にアシストしてくれます。感覚や記憶の情報を集め、口の動きや唾液の量を調整する役目が脳にはあります。
サッカーと言えば、ここ鶴ヶ島市では、7つもの少年サッカースクールがあり、元気な子供たちが練習に励んでいます。お隣川越市、坂戸市、日高市にも複数のサッカースクールがあり、サッカーの人気は根強いものがあります。
美味しい食べ物を味わい飲み込むために、脳という司令塔、唾液のアシストはなくてはならないものですね。


②唾液のパワーって?


「アンチエイジング歯科」という名称を聞いたことがあるでしょうか?
歯医者さんとアンチエイジングなんて意外な組み合わせに思えますが、ここでは口と歯の健康を増進することで全身の老化を防ぐ指導が行われています。

歯がなくなってお口の機能が低下すると、周りの筋肉は急速に衰え、顔の張りもなくなっていきます。若さを保つ秘訣は、丈夫な歯を長く守ることに、変わりはありません。
それだけではなく、唾液のパワーも若々しさを保つ大きな秘訣なのです。唾液はむし歯や歯周病予防にも力を発揮することが知られています。その成分には、皮膚や骨、脳など全身の細胞の新陳代謝を促したり、気力や活力を生み出したりと、心身のさまざまな機能を若返らせる「パロチン」という唾液ホルモンが含まれることがわかってきました。「ペルオキシターゼ」という成分には、発がん物質によって産生される活性酸素を抑える働きもあります。

また、食べ物をよく噛むことで唾液の分泌は10倍にもなるといいます。先ほども少し触れましたが、噛むという動作は顔の肌や粘膜のコラーゲンや、骨のカルシウムを増やし、口のまわりの筋肉も鍛えます。

つまり、歯が健康でしっかりと噛めれば、脳が唾液を生成し量を調節してくれます。そして、噛む動きによってさらに唾液の分泌が促進され、全身の健康と美容のキープにつながります。


唾液の秘密を2つご紹介しましたが、豆知識としてお役に立ちましたか。

健康な歯とお口は、おいしい食事と若さの維持に力を発揮します。気になることや、歯についてのご質問があれば、いつでもプラザ若葉歯科へご相談ください。


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