③女性と歯の健康

 妊娠中でも治療はできる!安定期に入ったら必ず受診を
 妊娠すると歯科治療が出来ないと思っている人は少なくないようですが、これは全くの誤解。麻酔やレントゲンの影響は限りなくゼロに近いので安心して受診できます。

 妊娠期は女性ホルモンが急激に増え、唾液の中和力や免疫力も減じることから、口の中の細菌が増えて虫歯や歯周病など様々なトラブルが出やすくなります。

 特に、歯周病にかかっていると、早産や低体重児出産のリスクが通常の5~7倍にもなるので治療は必須です。

 お母さんの歯の健康は、子どもの歯の健康にもダイレクトに影響しますし、妊娠中や出産後に歯のトラブルを悪化させないためにも、妊娠が分かったら出来るだけ早く歯科検診を受け、安定期に入ったら治療を行ってください。

 また、妊娠中は普段以上にケアに気を付けてください。つわりなどでどうしても歯を磨けない時は、食後に水でうがいをしたり、キシリトールガムなどを活用しましょう。

 子どものむし歯を左右する「母子伝播」に注意
 生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはミュータンス菌が存在しません。ところが周りの大人が、自分で噛んだものを子供に与えたり、同じ箸やスプーンを使ったり、ペットボトルの回し飲みをするなどで感染しています。特に母親から子供へ感染する「母子伝播」の割合がとても高くなっています。

 ミュータンス菌の感染年齢が遅いほど、むし歯になる本数を少なくできます。
4歳で感染している子と感染していない子では、むし歯の割合が3対1.つまり4歳まで感染を防げれば、それだけで子供のむし歯を3分の1に減られることになります。
母子伝播に注意するとともに、お母さん自身のミュータンス菌レベルを下げることも大事です。

 成長とともに感染機会は減りますし、大人になればほぼ感染しないので、一生の金の健康を踏まえることの時期の予防が大きな意味を持ちます。
子どもが4歳になるまで、特に乳歯が生えそろうまでの1歳6ヶ月から2歳7ヶ月の期間に感染させないことが大切です。

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