②家庭でできるむし歯と歯周病の予防法

 「すすぎは1回」が効果的
 最後のすすぎ方にも注意してほしいポイントがあります。歯磨きをした後、歯磨き剤の泡をすっきり落とそうとして何度もうがいをする人が多いですが、これは間違った習慣。せっかくフッ素入り歯磨き剤を使っても、フッ素が流れ出てしまいます。

 すすぎは10ml程度のごく少量の水で、20秒ほどブクブクすすいだらそれでおしまいにします。フッ素の虫歯予防効果については後述しますが、毎回の歯みがきでは、フッ素を歯の表面に的確に行き渡らせることが大切なのです。

 もし1回のすすぎでは泡や研磨剤がじゃりじゃり残ったり、ミントの味が強すぎるといった不快感があるなら、それはあまりよい歯磨き剤とはいえません。
歯科医に相談して歯科用の歯磨き剤を使ってみてください。市販のものならば、フッ素配合に加えてマイルドな味や研磨剤の細かさをアピールしているタイプがおすすめ。何種類か試してみて、1回のすすぎでもすっきりできるものを選びましょう。

 自分に合ったハブラシの選び方
 歯ブラシは、ヘッドのサイズが男性なら下の前歯4本分くらい、女性なら3本くらいがベストです。柄の形状はストレートで握りやすいものを選びます。毛先は平らで、硬すぎず、軟らかすぎず、程度にコシがあって、あたりがソフトな歯ブラシが理想的です。

 毛の硬さに迷ったら、最初は「やわらかめ」から始まり、その後、「ふつう」に変えてみて問題がなければ、「ふつう」が自分に合った硬さです。もし歯肉が痛んだり、傷ついた場合は、再度「やわらかめ」に戻しましょう。

 また、歯周病を予防したい人や、すでに歯周ポケットが深くなっている人は、毛先が細かくなっているハブラシがおすすめです。

 出来れば歯ブラシは、かかりつけの歯科医院で歯科用商品を買うのが理想です。市販品よりもきめ細やかなタイプがあり、患者さんの口の中を知り尽くした歯科医師や歯科衛生士だからこそ、その人に一番適したものを選んでくれます。

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