家庭でできるむし歯と歯周病の予防法

 水以外を口にしない時間を作る
 虫歯を作らないためには、①脱灰の時間を出来るだけ作らない②再石灰化の時間を出来るだけまとめて長く取ることがとても重要です。
   
 お菓子やジュースをダラダラ口にしていると、そのたびに脱灰が始まってしまい、かわりに再石灰化の時間は短くなります。まさに虫歯予防の道を脱走しているようなもので、いくら歯磨きをしても進歩がありません。

 再石灰化の時間を長く取るためには「水以外を口にしない」時間を出来るだけ作ることです。砂糖入りのコーヒーや紅茶をちょくちょく飲むのは好ましくありません。お茶もペットボトルで大量に飲み過ぎれば、カフェインレスにより唾液の分泌が妨げられます。
 とはいえ、口の中は常に潤っている方が良いので、口の中が乾かないうちに水や白湯、カフェインレスのハーブティーなどを飲むといいでしょう。
 お酒も同じ。食事と一緒に飲むのはいいですが、ダラダラと飲み続けるのは禁物です。 

 歯肉に質を高める食事「コラーゲン」に注目
 昔から「歯にはカルシウムが良い」と言われてきました。確かに骨を作るという意味ではカルシウムは必要不可欠。それはそれで重要ですが、最近はさらに科学が進歩して、コラーゲンの大切さが注目され始めています。

 特に、歯周病の兆候が見られる人には、コラーゲンの生成を促すような食生活をお勧めします。歯周病予防には歯根膜を健康に保つことが欠かせませんが、コラーゲンは歯根膜を丈夫にしてくれるのです。

 歯根膜の主要素はコラーゲン線維です。その生成の原料となるのは、良質のたんぱく質=アミノ酸です。肉や魚、乳製品、大豆食品と言った良質のたんぱく質に加え、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂取しましょう。
 コラーゲンには美肌効果もありますので二重に良い予防法ですね。これからは「歯周病にはコラーゲン」と覚えておきましょう。

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