2017年12月26日

菌と生態系のバランス


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こんにちは!プラザ若葉歯科ブログ担当佐藤です。
今日は、私たちの体の中の菌のバランスについてお話します。

感染症を起こすような病原菌と常在菌は、明確に分けて考えなくてはなりません。病原菌は人にとって不要な菌ですから、西洋医学的手法でもって撃退・撲滅しても問題はないのかもしれませんが、常在菌を撲滅してしまったら人は生きていけません。
人の皮膚や粘膜は、常在菌との共生体として機能する臓器であるのと同じことです。常在菌は、人が摂取した栄養分の一部を利用して生活し、ほかの種類の口腔細菌との間で数のバランスを保ちながら、一種の生態系(口腔内細菌叢)を形成しています。
常在菌は、環境の変化によって構成が変化します。たとえば歯周病菌が増えた場所は、環境の変化があったとみなされます。その環境変化の原因を突き止めて、環境を正常な状態に戻してやることが、歯周病治療の基本です。

ちなみに生態系とは、ある空間に生きている生物(有機物)と、生物を取り巻く非生物的な環境(無機物)が相互に関係し合って、生命(エネルギー)の循環を作り出しているシステムのことです。ある空間とは、地球という巨大な空間であったり、森林、草原、湿原、湖、河川などのひとまとまりの空間のことです。人の常在菌にとって、皮膚や粘膜、そして大腸などがこれに相当します。腸内細菌の場合、成人1人に存在する腸内細菌の重量は、約1.5キロにのぼるとされていますから驚きです。
生態系は、コンピュータでもはじきだせないほど絶妙なバランスで保たれています。人知のおよぶところではありません。有害とされた動物を排除したために、崩れ去った自然生態系の例はあとをたちません。地球環境破壊そのものも、生態系の乱れから生じていることを教訓に、対応しなくてはなりません。

私たちは、自分たちの中に住んでいる菌とうまく付き合っていき、そしてその環境を変化させずバランスを保っていくことが大事になってくるのですね。
環境の変化によって歯周病にならないように気を付けていきたいですね。


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