2018年1月 4日

口腔常在菌は住み家を要塞化する!?

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こんにちは!プラザ若葉歯科ブログ担当の佐藤です。

今まで常在菌について何度かに分けてお話してきましたが、口の中の常在菌は普段どのようなところに住みついているかわかりますか?

口の中すべてに生息している常在菌ですが、万遍なく同じように分布しているわけではありません。川でいれば淀んだ場所、汚れがたまりやすいところに集中して生活しています。歯のくぼみ(溝)や歯と歯の間(隣接面)、歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)などに集まります。雨風を避けてテントを張るように、ネバネバした膜を張ってその中で生活しているのです。

その常在菌の集合体を「プラーク」(歯垢)といいます。空気の好きな常在菌は歯の表面、空気の嫌いな常在菌は歯周ポケットの中に安住の地を求めます。その中の悪玉菌が虫歯菌、歯周病菌といわれている常在菌です。

プラークはさらに唾液や血液中のカルシウムを取り込み、強固な歯石となって要塞を築きます。もうこうなると歯ブラシでは手に負えません。成分は無機質が約90%、有機質が約10%で、リン酸カルシウムを主成分としています。歯ぐき(歯肉縁)より上にできるものを「歯肉縁上歯石」、歯ぐきより下にできるものを「歯肉縁下歯石」といいます。さしずめ、地上の要塞、地下の要塞というところです。

歯肉縁上歯石は、唾液由来の黄白色もしくは灰白色の歯石で、形成速度は速いのですが歯面への固着力は弱く、スケーラーで容易に除去できます。一方、歯肉縁下歯石は、血液由来の暗褐色の歯石です。形成速度は歯肉縁上歯石に比べると遅いのですが、歯面への固着力は強く、除去は困難です。

菌が私たちの口の中に要塞を作っている・・・と考えると少し怖いですね。
頑固な歯石になってしまう前にきちんと歯磨きをすることと、もしなってしまったら早めに歯科医院で除去してもらいましょう!

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歯周病の始まりと検査の方法

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進行した歯周病は、歯周ポケットが深くなりはじめる30代くらいから増えてきます。
加齢とともに発症・進行することが多いため、老化現象だとあきらめている人も多いそうです。

しかし、歯周病が「おじさん病」だというイメージは間違いです。


平成23年に厚生労働省が、日本人が歯周病にかかっている割合を調べた結果があります。
これによると歯肉に炎症が見られる人のピークは55~64歳ですが、注目すべきは5~24歳では70%以上もの人がすでに歯肉に病気の症状を持っている点です。
この数字は、歯周病が決して中高年や高齢者だけの病気ではなく、若い世代から始まっていることを顕著に表しています。

もう一点、歯周病は女性の方がかかりやすいことを知っておいてください。
ある種の歯周病菌は女性ホルモンが活発に分泌されているとそれを栄養源にして簡単に増殖し、歯種病発症のリスクが高まるのです。

歯周病の始まりは歯肉炎です。歯肉炎とは、歯と歯肉の境目にプラークや歯石がたまり、歯肉にのみに炎症が起こっている状態を指し、歯周病の初期段階となります。
さらに炎症が深く広がり、歯周組織にまで広がった段階を「歯周炎」といい、これらを総称して「歯周病」と呼びます。

健康な歯肉はピンク色で、歯と歯の間の歯肉は引き締まった三角形をしていますが、歯と歯肉がブヨブヨに感じられるようになります。
歯肉縁では痛みはほとんどなく、起床時に口の中がネバネバする、歯磨きのときに出血するといった程度。
まだ深い部分の歯槽骨まで影響していないので歯がグラグラすることもありません。
そのため見過ごされることが多く、放っておくといつの間にか歯槽骨が破壊される歯周炎へと進行してしまいます。

歯肉炎の段階ならば、歯磨きを徹底し、歯科医院で歯石を除去するケアを行えば健康な歯肉を取り戻せます。いかに歯肉炎のうちに病気に気付いて対処するかが重要なのです。

歯周病は痛みなどの自覚症状がほとんどないものの、その有無は歯科での検査で簡単にわかります。ぜひ、歯科で「プロービング検査」を受けてみましょう。この検査では「ポケットグローブ」という目盛りがついた先の丸くなった深針で歯周ポケットの深さを測ります。

同時にポケットの底からの出血の有無もチェックします。
ここでポケットの深さが3~5㎜程度の場合は、すでに歯周ポケット内にたくさんの歯周病菌が繁殖していると考えられますので、歯周炎と診断され、本格的な歯周病治療が必要となります。

もうひとつ、歯周病検査で重要なのは、歯の土台である歯槽骨の破壊された状態を調べることです。ピンセットで歯のグラつき具合を調べるほか、骨の状態を撮影するエックス線検査も必須です。

川越市、鶴ヶ島市、坂戸市は関東圏のベッドタウンとなっており、飲食店がとても多くあります。お寿司屋さん、ステーキ屋さん、ラーメン屋さん、カフェなど様々です。おいしいものをおいしいままで長く食べていけるように、歯周病かも!と思ったら、ぜひ検査をして進行予防に努めましょう。


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