2018年1月13日

歯周病と関連のある2つの病気について

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①糖尿病


糖尿病は、特に歯周病との関連が指摘されている病気です。
その相互作用によって以下の2つの大きな影響があります。

・糖尿病の人は健康な人より2倍以上も歯周病にかかりやすく悪化もしやすい
・歯周病にかかっていると血糖値が下がりにくく、糖尿病を重症化させる

糖尿病は血糖値が異常に高くなる病気です。血糖値が高い状態が続くと全身の血管がもろくなり、腎不全、網膜障害、神経障害などの重大な合併症を起しますが、高血糖による血管障害は歯周組織にも起こります。
歯肉の毛細血管をもろくして炎症を悪化させます。

また、糖尿病になると全身の免疫力が低下して歯周病菌の増殖を抑えることができず、さらには唾液の分泌が減少するため口の中の自浄作用も低下し歯周病が悪化します。
こうしたことから、いまや歯周病は糖尿病の6番目の合併症といわれています。


②メタボリックシンドローム


メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に高血圧、高血糖、脂質異常といった生活習慣病の要素をあわせ持った状態をいい、こちらも動脈硬化の重大な危険因子です。

歯周病はこのメタボリックシンドロームとも深い関わりがあります。

歯と歯槽骨の間には歯根膜という繊維状の組織があり、この歯根膜が歯と骨をつなぐ役割をしています。また歯根膜は、脳に「噛みごたえ」という情報を伝えるセンターの役目も担っており、よく噛むと脳内の満腹中枢が刺激されて食事量が減ります。すると、活動エネルギーの不足を体脂肪から補おうとして、体脂肪の分解スイッチが入ります。つまり、よく噛むことで内臓脂肪が減りやすくなるのです。

ところが、歯周病によって歯根膜や歯槽骨にトラブルがあると、よく噛めなくなるために満腹中枢が刺激されず、食べ過ぎによってメタボを招きやすいのです。

メタボ解消の基本は食生活の改善。その食生活の土台となるのが歯の健康です。

坂戸市、鶴ヶ島市、川越市でも国民健康保険の対象者へ健康診断を行っています。
また、会社勤めなどで社会保険に入っている方は、年1回の健康診断は必須となっているはずです。診断を受けるだけで安心せず、帰ってきた結果にも目を通し、生活習慣の改善も心がけましょう。

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