2018年4月23日

親知らずに気付いたら放置しないこと!

親知らず.jpg
こんにちは!プラザ若葉歯科ブログ担当の佐藤です。
今回は、親知らずについてお話します。

永久歯の歯の本数は25~32本といわれていますが、12歳ころに28本の歯列が完成したあと、第2大臼歯(7番)のうしろに「親知らず」と呼ばれる第3大臼歯が生えてきます。退化傾向の歯ですので、すべての人に生えてくるわけではありません。現代の日本人の場合、1本以上の親知らずが先天的に欠如している頻度は、およそ30%だといわれています。親知らずはその萌出が歯の中でもっとも遅く、ほかの大臼歯が顎骨の中で正常な位置を占有したあとで、残されたスペースに生えてきます。そのため、環境の変化に強く影響を受けて、退化傾向が強く表れる歯なのです。親知らずの欠如は、人類500万年の進化の過程でもごく最近の傾向で、3万年程前の旧石器時代後半から見られる現象です。

親知らずの退化は、食生活の変化と顎の縮小化がおもな原因とされています。親知らずがあっても、正しい方向に生えてくることが少なく、横に生えたり、生えきらなかったりすることがほとんどです。「水平埋伏智歯」は、その代表的な例と言えるでしょう。

いちばん奥という関係上、親知らず周辺には汚れがたまりやすく、「智歯周囲炎」といわれる炎症を起こして痛みを伴う腫れを繰り返します。また、退化傾向の歯ですので、石灰化も不十分でむし歯になりやすく、手前の歯を巻き添えにしながら大きな虫歯に発展してしまいます。親知らずも簡単な治療ならできますが、たとえ正常に生えても、神経を取るような処置は器材の挿入が難しく、ほとんどできません。ですから、きれいに生えた一部の例外を除いて、親知らずはなるべく早めに抜いて、それ以外の歯を1本たりとも抜かずにすむように、生涯残す努力をすることをおすすめします。

顎の骨が大きかった昔は、親知らずも余裕をもって生えていました。いまでも十分なスペースのある人は、16歳ころに生えてきますが、顎骨の縮小化によってスペースを失った親知らずは萌出が困難となり、20歳を過ぎてから生えてくるケースや、年をとって、手前の歯を失ってから生えてくることもあります。

骨に埋まった状態の歯は「埋伏歯」、親知らずの場合は「埋伏智歯」、水平に埋まった状態の親知らず歯を水平埋伏智歯といいます。下の親知らずで、完全に横向きで骨に埋まっている歯を、下顎水平埋伏智歯といいます。この状態になると歯ブラシが届きづらく、汚れもたまりやすくなり、歯ぐきの腫れなどトラブルも多く出やすくなります。

次回は、親知らずの抜歯について詳しくお話していきます。

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