MEDICAL
▲ 土曜午後は18:00まで
最終受付 平日18:20/土曜17:40
【休診】 水曜、日曜、祝日
歯を磨くとき血が出る
歯と歯の間に隙間が出てきた
歯茎が赤く腫れている
歯茎が減ってきた(退縮してきた)感じがする
口臭がある
歯ぐきに痛みやかゆみがある
歯がぐらつく
タバコを吸う
歯茎から膿が出る
噛むと痛い
歯が浮いた感じがする
歯磨きをしたら歯ぐきから血が出る・歯がグラグラしてきた・冷たい物が凍みるなどの症状は、歯周病の疑いがあります。 日本人の場合、30歳代の8割、40歳代以上の方の9割がかかっている国民病とも言われています。その過程では、歯肉からの出血や歯が凍みるなどの症状が出現します。そして最終的には歯の周りの歯肉と骨を溶かし、歯が抜け落ちてしまいます。歯を失ってしまう原因のワースト1は歯周病なのです。さらに最近の研究では全身に様々な悪影響を及ぼしてしまうことまでも分かってきました。鶴ヶ島市の歯医者 プラザ若葉歯科では、歯周病の治療に力を入れています。
歯周病菌が歯茎の血管から血流に乗って全身に回り、糖尿病/動脈硬化/心筋梗塞/脳梗塞/早産など、全身疾患を引き起こす原因になってしまうことをご存知でしょうか。また、歯を全て失ってしまった人は、そうでない人に比べて抑うつや認知症が発症しやすいと言われており、歯を失う最大の原因である歯周病の方は抑うつや認知症のリスクも高いと言えます。
単なるお口の病気とあなどることなく、健康寿命を守り健やかな人生を送るためにも、早めに歯周病の治療・予防をしましょう。
歯周内科とは内科的(飲み薬や薬)に、患者さま個人の歯周病菌を退治する先進の方法です。歯茎の状態を良くして歯垢を分解、口臭をカットするというこの歯周内科の登場により、歯周病が劇的に治せるようになりました。今まで歯周病で悩んでいた患者さまからたくさんの笑顔が見られるようになっています!
悪さをする歯周病菌は、人それぞれで量と種類が異なります。鶴ヶ島・若葉駅の歯医者 プラザ若葉歯科では、各個人の精密な歯周細菌検査を行い、その細菌をピンポイント同定します。そして、その細菌により1番効果があると思われるオーダーメイドのお薬や嗽薬剤(うがい薬)を用います。ピンポイントで処方しなければ、細菌が耐性(細菌が薬に対して抵抗力をもつこと)を持ってしまい、有効成分が浸透しません。これらを行うことにより、歯周病菌を効率よく除去することができます。
スケーリングとは、歯や歯根の表面から歯石や強固に歯に付いたプラーク(歯垢)を除去することです。スケーラーと呼ばれる専用の器具を使って、鱗を落とすように歯から歯石を落とします。 ルートプレーニングは歯肉の深い所に隠れた歯石や、その他汚染物質を除去することを言います。
この2つを合わせてSRPと呼びます。
炎症や歯石が歯肉の奥まで進行した歯周病に対しては、歯磨きやSRP(歯周ポケット内の歯石取り)だけでは対応できないので、歯周外科(歯ぐきの手術)が有効です。
歯周病が極度に進行した歯(歯根が骨にほとんど埋まっていないような状態)については歯科での抜歯や定期的なケアによる歯の延命処置の対応となります。
歯周病の一番の原因は歯の汚れです。磨いたつもりでも、自身だけの歯磨きだけでスミズミまできれいにすることは難しいです。この汚れ(食べカス)に存在する細菌が、時間と共に毒素を生成し、歯肉と骨を溶かしていくのです。その他にも、噛み合わせの不具合(歯並び、過度の歯ぎしり)と代謝障害(全身疾患・老化)も歯周病を進める原因です。
毎日の歯みがきに加え、数ヶ月〜半年に1回は歯科医院でお口のクリーニングを受け、たまった汚れをしっかりと除去して、歯周病にならないように予防・メインテナンスしていきましょう。
歯周病は1本の歯だけではなく、歯を支えている全ての歯肉と骨を破壊していく病気です。そのため、レントゲン撮影で全体的に歯槽骨(歯を支える顎の骨)がどの程度失われているかを診査します。歯と歯肉がどれ位離れてしまっているかを全体的に測定し、歯周病の進行程度を診断します。
歯ブラシの磨き残りはプラーク(歯垢)として存在します。そしてそれは細菌の塊なのです!この細菌が産生する「酸」や「毒素」が虫歯や歯周病の主な原因なので、しっかり綺麗にして細菌の数を減らせば、虫歯や歯周病を予防・改善させることができてきます。さらに歯垢を専用薬で染め出し、歯垢がどこについているのかも細かくチェックし、専用の器具を使って効率よく除去していきます。同時にハブラシの指導も行っていきます。
歯垢が取り除かれ、お口が清潔に保たれるようになると、腫れていた歯肉は引き締まってきます。この状態でスケーリング(歯石除去)やルートプレーニングを行います。
麻酔をしますので、処置後の痛みは当院ではほとんどありません。
歯周病の治療終了後、再発を予防するためには、定期的な検診とクリーニングが重要になります。 一度歯周病になってしまった場合は、治癒しても再度歯周病になってしまう可能性が高いからです。 各種専用器具を使用した、歯科衛生士による高度なお口のクリーニングで健康な口内環境を保ちましょう。メインテナンスの間隔は、通常3ヶ月に1回です。基本的にはお口の中が全体的に健常な人ほど間隔は長く、状態が悪くなる可能性が高いと思われる人ほど間隔が短くなってきます。