MEDICAL
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顎関節症とは、顎の関節を中心にこめかみ~首回り周辺の異常で「顎がカクカク鳴る」「口を開けづらい」などが主な症状の疾患です。
主な症状は4つあり、これらの症状が1つもしくは幾つか重なって現れます。
①顎が痛む
顎関節および頬やこめかみ周辺の痛み。
②開口・閉口痛
口を開け閉めした際、顎や周辺に痛みがある。
③口が大きく開けられない(開口障害)
正常な人は縦に指が2.5本以上入る(35mm~)が、それ以下しか入らない。
④顎を動かすと音がする(関節雑音)
顎を動かした際、耳の前あたりで「カクカク」「ジャリジャリ」した音が聞こえる。
トラブルの原因はたくさんあります。幾つか例を挙げます。
顎関節症の発症には生活習慣が深く関わっています。普段の無意識な行動や癖が原因になっていることがほとんどのため、治療を行いながら原因を見つけ出し改善することが重要です。
症状に併せて
などを組み合わせて治します。
顎関節症の分類(日本顎関節症学会)
などを組み合わせて治します。
実は、私の専門は顎関節症です。埼玉医科大学院時代、師事した教授が世界的に顎関節の権威の先生でした。そのため学位論文は顎関節症における関節液がテーマで、最終的に海外論文に掲載されました。そしてシビアな診断・治療をいつもマンツーマンで指導され、多くの文献を読み込み、学会・論文で顎関節症について発表してきました。 学会・論文発表一覧
顎関節症は症状のプロセスを慎重かつ丁寧に見極めることがとても大切です。顎関節症の治療は様々な説が提唱され易く、情報が混乱気味ですが、医学的に理に適った診査・診断・処置の基本は不変であります。
当院では明確な根拠に則った処置を行います。多くの顎関節症患者様を診てきた経験から体への侵襲が少ない保存的なやり方を中心に、外科的な処置まで保険内診療で行えます。
顎関節症は慢性進行性病変ですが、きちんと理解し治療すれば恐くない病気です。ご相談はお気軽に当院へご連絡ください。