MEDICAL
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金属アレルギーとは、金属が体液(汗・唾液)に触れ溶け出し、その金属イオンが皮膚炎や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)を引き起こすことです。皮膚トラブルで内科に訪れた患者様が一般の治療をしても改善が見られない場合、歯科で歯をチェックしてみてください。
保険で被せた金属の詰め物には、金属アレルギーを起こしやすいクロム・コバルトやニッケルなど含有しています。検査結果で歯科用金属が原因であると判断された場合、外用薬や内服薬の使用では治癒しません。金属抗原除去などの治療が必要です。
アレルギーは自覚がない人でも突然症状が現れます。そして花粉症のように年々原因物質が体内に蓄積し症状が悪化します。気になる方は毒素(金属イオン)を体内に堆積する前に1度検査してみた方が良いかもしれません。
アレルギーには1型~4型まで4つの型があります。通常アレルギーと呼ばれているのはIgE抗体が関与している1型アレルギーです。アレルギー性接触皮膚炎は4型アレルギーに属し、IgE抗体は関与していません。よって、金属アレルギーは血液検査では特定できず、原因解明は皮膚テストという検査になります。金属アレルギー検査の信頼性はアレルギーがある人だけが常に反応するというわけではありません。検査は金属20種類の専用検査薬で判定します。
オールセラミッククラウン
全く金属を使用しない見た目にも美しい被せ物です。
セラミックインレー
e-maxという新しい材料により、比較的小さな金属は白く薄くして修復します。
レジン(保険対応):小さな虫歯や小さく欠けた所を修復する金属ではないレジンという白い材料で修復します。色が少し変色したり、擦り減りが起こりやすいのが欠点です。
色調を気にされる方や詰め物の擦り減りを予防したい方は、ダイレクトボンディングという方法が保険外にあります。ナノテクノロジーにより新しく開発された材料を使用します。せっかくやり治すのであれば、綺麗な仕上がりが変わらず手にります。