2015年10月29日

休診のお知らせ

H27.10月31(土)午後から11月4日(水)まで、研修の為休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、宜しくお願い致します。
尚、11月5日(木)から通常診療となります。

〒350-2203 埼玉県鶴ヶ島市上広谷792-1レクセルプラザ若葉101

TEL:049-287-1515

【診療時間】 平日 9:00~13:00 15:00~19:00 土曜 9:00~13:00 15:00~17:30

休診日:水曜、日曜、祝日

2015年10月26日

乳歯のすきっ歯がとても大事!

駐車場って、車がきちんと並んでいますよね?これは車を停めるのにちょうどいい区画が一列に用意されているからです。もしもここに他の車も駐車しなくちゃならなくなったらどうでしょう?無理に駐車したら、ガタガタにはみ出てしまうでしょうね。

歯がきれいに並んでいるのも、これとまったく同じです。並ぶスペースが足りないと、歯並びはガタガタになってしまいます。

乳歯列は上下10本ずつの合計20本でできています。つまり、車10台分の区画が2列向かい合わせで並んでいるようなもの。ところが、次に生えてくる永久歯は上下14本ずつの合計28本。そう考えると大変です!上下4本ずつも増えたら、並ぶスペースが足りません!

でも、大丈夫です。乳歯列は2歳半~3歳くらいで生えそろいますが、はじめは歯のあいだにはほとんどすき間はありません。でも、永久歯が生えはじめる6歳ごろまでの約3年間に、歯が植わっているあごの骨が成長して土台のスペースが広がるのです。歯と歯のあいだにすき間が開いてくるのは、将来永久歯が並ぶために必要なスペースなんですね。

その後、永久歯に生え替わっている間もあごの骨は成長し続け、20歳くらいでほとんどの人のあごの成長は止まります。

今はすき間が気になったとしても、将来歯がきれいに並ぶかと思うと楽しみですね。

乳歯にすき間ができないまま永久歯に生え替わると、生える場所が足りず急に歯並びがガタガタになることがあります。もしも気になったら、矯正の先生に相談してみましょう。

2015年10月19日

永久歯が生えてきた!

赤ちゃんの歯ぐきに初めての歯がチョコン。歯はまるで、子どもの成長という喜びを私たちに気づかせてくれる使者のようです。
次々と乳歯が生え、3歳くらいに乳歯が生え終わると、つぎに生えてくるのは永久歯。
永久歯は乳歯を押し出して顔を出します。

ところで、歯はどうやって生えるのでしょう?
誰も押しても引いてもいないのに・・・。
歯はあごの骨のなかにできた「歯の種」(歯胚)が育ったものだと、前回お話しました。
歯の種はまず歯の頭(歯冠)を作り、最後に歯の根っこ(歯根)を作ります。
だから、歯の頭が歯ぐきから出はじめたころは、根っこはまだ短くてできかけ。
でも、根っこがグングンと伸びるエネルギーで、歯は外に向かって頭を押し出しているのです。

歯が生えてくる様子は、まるで種が発芽するときのよう。発芽するとかわいらしい芽が土の上にチョコンと出ますが、そのころ土のなかでは、しっかりと根が伸びはじめています。
根がグングンと伸びると、そのパワーでグッと芽が上に押し出されるのです。

歯が生えるのも、歯根ができるときのパワーのおかげ。永久歯は、歯根ができるパワーで乳歯を押し、乳歯の歯根を溶かしながら歯ぐきの方へと骨の中を進みます。
ロケットが噴射のエネルギーで動くのと同じような仕組みです。歯ってたくましいですね。

ところで、歯が頭を出すとき、なぜ歯ぐきに血が出ないのでしょう?
歯は歯ぐきを破って出てくるのに、不思議ですね。
実は歯が生えるときだけ、血管が通っていない歯ぐきの粘膜上皮と歯をおおう上皮が一体化して、歯の通り道を作り、血が出ないように歯を通してくれるのです。
うれしい仕組みですね!

歯は、根っこがグングンと伸びるパワーを使って硬い骨の中を進み、ついに生えてきます!ずっと大事にしてあげましょう。

2015年10月13日

あごの骨は歯が育つ畑!

人はお母さんもお腹の中で10カ月位かけて赤ちゃんへと成長し生まれてきます。
でも、生まれてきた赤ちゃんに、歯はまだ生えていません。

それでは歯はいつごろ、どこで作られるのでしょう?
生まれてきた赤ちゃんのあごの骨のなかでは、じつはすでにすべての乳歯と、一部の永久歯が作られはじめているのです。

真夏に咲くひまわりを思い出してください。
春にまかれる種には、ひまわりになるための細胞がたくさん詰まっています。
夏に向かって発芽し、太陽の光をたくさん浴び、土から栄養をもらって成長し大きな花を咲かせます。

赤ちゃんのあごの骨のなかにも、ひまわりの種のように、将来どの歯になるかが決まった「歯の種」ができます。この種を「歯胚」といいます。
歯胚は、歯と、歯の周りの組織に育つ細胞が集まったものです。

お母さんのおなかのなかにいる赤ちゃんのあごの骨では、とても早い時期(妊娠6週ごろ)から歯胚をつくる準備がはじまります。
そしてその直後(妊娠7週ごろ)、最初の歯胚ができはじめます。
この歯胚は乳歯の前歯(入中切歯、乳側切歯)になります。

赤ちゃんに強い歯や骨をプレゼントするにはカルシウムが必要です。
お母さんはおなかの赤ちゃんのためにも、カルシウムなどの栄養をバランスよく摂りましょう。

2015年10月 5日

なぜ歯はU字型に並ぶ?

歯は押されることによってジワジワと移動すると、知っていますか?
でも歯は硬い骨にガッチリと植わっていますね。なぜ動くことができるのでしょうか?

大きな地震があると、周りをコンクリートで固めてある電柱が動いたり倒れたりすることがあります。このときコンクリートは崩れてボロボロ。
でも歯が動くとき、周りの骨は崩れたりしません。これには、前に紹介した「歯根膜」が大きな役割を果たしています。

歯に力が加わって骨を押し続けると、骨はジワジワと減ります。減るとすき間ができて押された歯がそこへ移動します。移動した方向の反対側にできたすき間には、新しい骨が作られます。こうして、歯は周りの組織を崩すことなく移動することができるのです。

骨を減らす仕事は破骨細胞。増やす仕事は骨芽細胞が担当です。
どちらも歯根膜の中にいて普段は休んでいますが、歯に力が加わると、活発に働き始めます。

ところで、歯は口の中で規則正しくU字型に並んでいますよね。これはなぜかご存知でしょうか?歯はいつも、外側からくちびるとほっぺに押され、内側からは舌に押されています。この2つの力がちょうどつり合う居心地のいい場所に歯は動き、整列しているのです。

むし歯で崩れた歯を放っておくと、隣の歯や反対側の歯がそのスペースに動いてきたり倒れたりしてきます。
むし歯の治療をきちんとすることは、歯並びをきれいに保つことにもつながりますので、気を付けていきましょう!


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