2016年7月22日

夏期休診のお知らせ

平成28年7月24日(日)から7月31日(日)まで夏季休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程、宜しくお願い致します。
尚、8月1日(月)から通常診療となります。

2016年7月19日

「動脈硬化」を招き重大な病気に至ることも

 動脈硬化とは、血管の内壁にコレステロールや中性脂肪などが蓄積したものが形成され、血管が硬くなり肥厚した状態をいいます。
動脈硬化が進行すると血栓ができやすく、血管が詰まったり、血管が破れるなどの危険が高まり、やがて心筋梗塞や脳梗塞といった重大な疾患を起こすことで知られます。
 
 動脈硬化の主な危険因子として挙げられるのは、加齢のほか、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙、肥満、そして歯周病です。
以前は、悪玉コレステロールや中性脂肪の過剰摂取が主因とされましたが、近年では細菌やウイルスの感染も深く関わっているといわれています。
歯周病菌が歯肉の血管から全身へ運ばれ、動脈の血管壁に感染して炎症を起こし、これが動脈硬化の引き金になっているというのです。
 実際に、動脈硬化を起こした血管の壁から歯周病菌が見つかったという例は多数あります。
歯周病を単なる歯の病気とあなどってはいけません。

2016年7月11日

歯周病にかかっていると「血糖値」が下がらない

 糖尿病になると、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの分泌が減るため、血糖値が下がらなくなります。ここで歯周病を併発していると思わぬことが起きます。

 歯周病菌が免疫細胞を刺激して炎症性の「サイトカイン」という物質を作り出し、この炎症性サイトカインが歯周病のある歯肉の毛細血管から血液中に流れ込むと、インスリンの働きを阻害することがわかったのです。

 そのため、糖尿病の患者さんが歯周病にかかっていると血糖コントロールがうまくいかず、糖尿病の治療をしても改善されないばかりか重症化する可能性があります。

 逆にいえば、徹底した歯周病ケアにより糖尿病の改善が期待できるのです。歯周病を合併した糖尿病患者に歯周病治療を行ったところ、血糖値が改善された例も報告されています。

 いまや日本人の成人の6人に1人が糖尿病かその予備軍といわれています。血糖値が気になる人は特に糖尿病の予防や治療が欠かせないと心得ましょう。

2016年7月 4日

「糖尿病」と歯周病は互いに足を引っ張り合う

 糖尿病は、特に歯周病との関連が指摘されている病気です。

その理由は2つあります。ひとつは、糖尿病の人は健康な人より2倍以上も歯周病にかかりやすく悪化もしやすいという点。もうひとつは反対に、歯周病にかかっていると血糖値が下がりにくく、糖尿病を重症化させるという点です。
つまり糖尿病と歯周病は、お互いに足を引っ張り合う負の相関関係にあるのです。

糖尿病は血糖値が異常に高くなる病気です。
血糖値が高い状態が続くと全身の血管がもろくなり、腎不全、網膜障害、神経障害などの重大な合併症を起しますが、高血糖による血管障害は歯周組織にも起こります。
歯肉の毛細血管をもろくして炎症を悪化させます。
また、糖尿病になると全身の免疫力の低下して歯周病菌の増殖を抑えることができず、さらには唾液の分泌が減少するため口の中の自浄作用も低下し歯周病が悪化します。
こうしたことから、いまや歯周病は糖尿病の6番目の合併症といわれています。

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