2015年12月21日

こんなに違う!口の粘膜と鼻の粘膜

鼻の方に間違って食べ物が入ったりすると、ツーンとして痛いですよね。
なのに口は、熱いスープ、すっぱいレモン、からいキムチなど刺激のあるものが入ってきても大丈夫です。
口と鼻は近くにあるのに、どうしてこんなに違うのでしょうか?

口のなかは、ほとんどが「重層扁平上皮」というじょうぶな粘膜でおおわれています。
神経、血管、筋肉などの大切な組織のうえに、何層も重なった平たい細胞が摘みあがっていて、
熱さ、すっぱさ、辛さなどの刺激からガッチリ守ってくれています。

それに対し、鼻の粘膜は食べ物の刺激に耐える仕組みになっていません。線毛というウブ毛のような細かい突起がたくさん立っていて、粘液がいつも分泌されています。フカフカな絨毯に水をこぼしたような感じです。鼻から吸った空気のゴミやばい菌は、ここでおおかた落ちて粘膜に貼りつきます。

しめった線毛は、運動j会の大玉送りのようにゴミやばい菌をのどへと運びます。そして、飲み込んで片付けてしまうのです。ゴミがたくさんあって運べない時は「くしゃみ」で一気に汚れを吹き飛ばし、鼻の粘膜をきれいにリセットします。

鼻と口の中をおおう粘膜は、必要があってこんな別々のしくみになっています。
すぐ近くにあるのに面白いですね。

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