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《年齢別》歯磨きを嫌がる子どもが楽しく磨く方法

歯磨き嫌いの子どもが楽しく磨く方法

子育て中のお母さんお父さんから、数多く挙げられる悩みの中に「子どもの歯磨き」があります。
「子どもの大切な歯を守るのは、親の役目」「幼いうちからの歯磨き習慣が大切」
そんな言葉が聞こえてくるけれど、嫌がられてうまくいかない…。嫌がる子どもにイライラ、ため息。「むし歯になってもいいの!?」とつい怒ってしまうけれど、むし歯未経験である子どもには通用しません。

無理やり歯を磨く→さらに嫌になって拒否される→イライラしてまた怒る、という悪循環に陥っていませんか?「子どものために…」という一心なのに、悲しくなってしまいますよね。

今回は子どもが歯磨きを嫌がる原因を知って、できることは取り除き、年齢別の楽しく歯磨きできる方法をお伝えします。毎日の歯磨きがつらい習慣ではなく、楽しい、褒められて嬉しい時間に変わっていく参考になれば、私たちも嬉しいです!

 

1.子どもが歯磨きを嫌がる4つの理由

子どもの歯磨き

(1)痛い

上唇をめくった時に見える歯ぐきと上唇をつなぐすじ(ヒダ)を上唇小帯といいます。
この部分に歯ブラシが当たったり、すじが伸びるように上唇を引っ張ったりすると、とても痛いです。お子さんによっては上唇を持ち上げるだけで痛がる子もいます。また、歯ぐきに強く歯ブラシが当たった時などの痛かった経験から嫌なイメージがついてしまうお子さんもいます。

すじの部分を指の腹で優しく押さえるようにして、歯ブラシが当たらないように磨いてあげると痛くないので、実践してみてください。

(2)怖い

仕上げ磨きをするときに押さえつけると、子どもは怖いと感じます。とはいえ、動いてしまったら危険なので押さえざるを得ないですよね。歯磨きに応じてくれるようになれば、自然と押さえる必要がなくなり、お子さんの怖さを取り除ける上に、大人も無理強いするつらさを取り除けます。こうなれば理想の循環です。

そのためにまずは、なるべく険しい顔をせずに(できれば笑顔で)磨いてあげてください。「むし歯にならないように」という思いから真剣になり、お子さんの視点から見上げると、上からのぞき込む大人の表情が怖く感じてしまいやすいからです。
幼い頃は特に、見た目が与える印象は大きいので、歯磨きのイメージを悪くしないために意識してみてください。

(3)気持ち悪い

まだ言葉で気持ちを表現できないうちは、「歯磨きを嫌がる」という方法でお子さんは懸命に気持ちを伝えようとします。「チクチクする」「痛い」「口の中に物が入ると気持ち悪い」「奥歯を磨くとオエっとなりやすい」など、上手に伝えられない気持ちを訴えようとしている可能性があります。

口腔感覚が過敏なお子さんもいるので(1)も参考にしながら、どこを嫌がるのかよく観察して、その部分は無理してすべて磨こうとせず、少しできたら褒めて小分けに行うのも良いかもしれません。

(4)つまらない

仕上げ磨き中は、動くことも遊ぶこともしゃべることもできず、実に退屈です。お気に入りの歌を歌ってあげて、1曲歌い切ったら歯磨きおしまい、など退屈さを紛らわせるとお子さんも時間が短く感じます。好みや年齢などによって紛らわせる方法は変わるので、2の『【年齢別】歯磨きが楽しくなる方法』を参考にしてみてください。

 

☑気を付けるポイント

・上唇を無理に引っ張らない
・上唇と歯ぐきをつなぐすじを指の腹でガードし、歯ブラシが当たらないように、優しく細かく磨く
・仕上げ磨きは笑顔で!見た目から、怖くない雰囲気を作ろう
・「嫌がる」のは言葉の代わりの意思表示。嫌がる刺激を取り除こう
・仕上げ磨き中の退屈を紛らわそう

 

2.【年齢別】歯磨きが楽しくなる方法

(1)0歳

乳歯

歯磨きに慣れることが目的

この時期に1番大切なのは『歯磨きを嫌いにさせない』こと。

生えそろった頃にいきなり歯ブラシを使うと、その後嫌がる原因になりやすいでしょう。赤ちゃんにとって歯ブラシは異物ですから、驚くのも拒否するのも無理はありません。
本格的な歯磨きが始まる頃までに、ガーゼで口内を優しく拭き取ったり、清潔な指でほっぺたやあご、お口の周りや中、生え始めの歯を触ったり、歯磨きに慣れるための準備期間にしてください。

 

(2)1~2歳

子どもの歯

歯磨きのテーマソングで「終わり」を示す

「終わり」がわかることで、歯磨きを受け入れられる子も多くいます。「いつまで続くのかわからない」不安や苦痛は、大人でも辛いものですよね。その子がよく知っている歌だと、幼い子でもいつ終わるのかわかりやすいです。お気に入りの歌を歌ってもらえるのは嬉しいので、「歯磨き=大好きな歌を歌ってもらえる時間」となればさらに最高です。大人も短時間で終わらせようとする目安になります。

ここで気を付けてほしいのは、長すぎない曲を選ぶことです。

 

日常のスキンシップで「触られること」に慣れる

お口周りやお口の中はとっても敏感。歯磨きの時だけ急に触られると、慣れない刺激で驚いてしまいます。普段からスキンシップをたくさんとって、顔や口元に触れておくと良いでしょう。仕上げ磨きの体勢にも遊びを通して慣れておくと効果的です。

どんなスキンシップ遊びがあるかわからない時は、YouTubeで検索してみるのもオススメです。大変な時は抱え込まず、いろいろなものに頼って助けてもらいましょう!

 

(3)3~5歳

子どもの歯磨き

いつもと交代!仕上げ磨き体験

お話ができるようになってきたら、お子さんと役割を交代してみましょう。お子さんにお父さんお母さんの仕上げ磨きを頼んだり、ぬいぐるみの歯を磨いてもらったり。
「お姉さん(お兄さん)になった!」という嬉しい気持ちが芽生えて、歯磨き自体がポジティブな印象になることが目的です。

お父さんお母さんが楽しそうに仕上げ磨きをしてもらうのも、歯磨きの「怖い」印象を払拭する良い方法です。「バイ菌たおしてくれてありがとう」「お口のお掃除名人だね!」など褒めてあげることも、できればやってみてください。

 

手鏡を使ってお口の中を探検

大人の話が理解できるようになってきたら、手鏡をお子さんに持たせながら磨くのもオススメです。お口の中に興味を持ったり、「ここにバイ菌がいるからやっつけるよ」「次は上の歯をパトロールするよ~!」など、実況中継することで退屈さを紛らわせたりすると、楽しく協力してくれるお子さんもいます。
どこを磨くか予告して目で確認できることが、感覚の敏感なお子さんに有効な場合もあります。

 

「これがいい!」お気に入りの歯磨きグッズを自分で選ぶ

好きな色やキャラクターの歯ブラシを選ぶのも良いでしょう。欲しいものの意思表示ができるようになったら、お子さん自身が選ぶことがいいですね。何でも「自分で!」にこだわりたいお年頃。自分で決めることで歯磨きがスムーズになる場合も多いです。

好きなキャラクターの歯ブラシが売っていない時は、持ち手にシールを貼るなどお気に入りにカスタマイズするのも1つの方法です。「早く使いたい!」と楽しみになると良いですね。

 

クリニカのHPで、楽しく親子で歯磨きができるムービーや磨き方のポイントなどが載っています。
困った時はうまくいかない方法を繰り返さず、いろいろなところからアイディアをもらって試してみることが、親にとっても子どもにとってもリフレッシュになるかもしれませんね。

 

3.歯磨き嫌いな子どもに歯医者でできること

子どもの歯科検診

お気に入りグッズでやる気アップ

歯科医院では、子ども用の歯磨きグッズを取り扱っているところも多数あります。当院でも、フルーツのフレーバーの子ども用ハミガキ粉やむし歯を防ぐキシリトールのチョコなどを販売しています。
市販の歯ブラシや歯磨き粉は種類も多く、どれが良いか判断に迷ったり、「甘いハミガキ粉って大丈夫なの…?」と不安に思ったりすることはありませんか?歯医者さんへ行った際に、相談してみると良いと思います。

 

定期健診でむし歯予防

当院では、歯が生えてきたら6ヶ月の赤ちゃんから受診可能です。→「子どもの歯の治療」
また、嫌がるお子さんを抑制していきなり治療することはせず、少しずつ慣れていくようにしています。そうすることで、ほとんどのお子さんが治療を受けられるようになっていきます。

お子さんの予防歯科には、フッ素塗布やフッ素固定(シーラント)などが有効です。
褒め上手で優しい歯科衛生士さんたちが、お子さんを励ましながらお口の中をきれいにしますので、ぜひ早めにご相談ください。
当院が、地域のお母さんお父さん、そしてお子さんの味方になれたら幸いです。

歯ブラシ

幼いうちから歯磨きを嫌いにならずにいられれば、1番良いかもしれません。
ですが大きくなったお子さんも、少しずつ克服していくことは可能です。そして同じ悩みを持つ人たちがたくさんいるので、周囲に相談したら「うちではこうしてるよ!」なんてアイディアももらえるかもしれません。

お子さんの歯磨きで悩んでいるお父さんお母さんにとって、今回のお話が小さなヒントになれたら嬉しいです。

 

鶴ヶ島の歯科(歯医者)ならプラザ若葉歯科

当院は、坂戸・川越からも近く若葉駅からも歩いて来院できる歯医者です
科目;一般歯科・小児歯科・インプラント・矯正
~坂戸市・鶴ヶ島市の歯科。託児も保育専門スタッフがいるので安心。~

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