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6月4日は虫歯予防デー!自分の歯を虫歯菌から守ろう!

いよいよ全国の歯医者さんが「みんなにぜひとも歯を大事にしてほしい」と、熱くなる「歯と口の健康週間」が始まります!6(む)4(し)にちなんで、6月4日から始まる1週間、昔は虫歯予防デーとも呼ばれていました。この期間は、皆さんに歯を大切にすることを思い出してほしいと全国の歯医者さんが心から願う特別な一週間です。

この機会にぜひこれを読む皆さんにも、自分でできる虫歯予防について改めて考えてほしいなぁと願いを込めて今回のブログを書きます。

参考サイト:歯と口の健康週間

https://www.jda.or.jp/enlightenment/poster/index.html

1.虫歯になる3大条件(歯質・糖質・虫歯菌)

 

まず、虫歯になるお口の環境には条件があります。それが、歯の質・食事・虫歯菌の3つです。この3条件の一つでも欠けると、虫歯はできません。極端な話、鋼鉄の歯には虫歯はできないのです。つまり、この3つの要素1つ1つを強化することは、虫歯の予防に大きな効果があるということです。

2.虫歯予防の方法

①歯の質を強める

虫歯のできやすさは生まれ持った歯の強さにも関係ありますが、普段の生活での歯質を高めることも可能です。簡単にできる方法をご紹介します。

目指せ!虫歯に負けないムキムキの強い歯!!

●歯を形成する栄養素を意識して取り入れる

歯のもととなるカルシウム、そしてその吸収を助ける栄養素であるビタミンDはそのまま歯を強くします!

カルシウム:牛乳やチーズなどの乳製品

ビタミンD:きのこ類、魚

ビタミンAはエナメル質の強化、ビタミンCは象牙質の形成に作用します!

ビタミンA:レバー・うなぎ・魚介類・バター(特に無塩)・のり

ビタミンC:ピーマン・キウイ・ブロッコリー

●フッ素をうまく取り入れる

フッ素は歯の修復を助け、さらに歯の表目にあるエナメル質の性質を強くします。具体的には、酸によって一度溶けたエナメル質をもう一度作るということです。そのため、フッ素入りの洗口液や歯磨きを定期的に取り入れることで、虫歯になりにくい歯にしていくことができます。

その他にも、虫歯菌が酸を作ろうとする働きを抑えるので、歯を強めるだけでなく歯を守る働きもあります。

ちなみに、歯医者さんでも高濃度のフッ素を歯に塗る予防をすることができます。

②食生活を見直す

食べ残しや磨き残しは虫歯菌の大好物です。歯にくっつきにくい食べ物を選んだり、虫歯になりにくい食材を選ぶことで虫歯を遠ざけることができます。

●キシリトール

言わずと知れた虫歯にならない甘味料です。イチゴなどの果物や野菜にも含まれているもので、甘い味がします。キシリトールをガムやタブレットとしてお口に入れると、歯の汚れが付きにくくなり、歯の再石灰化作用により歯を強くすることもできます。

●繊維質の多い食べ物を食べる

食物繊維を豊富に含むゴボウやレタス・セロリなどを食べると、噛むときに歯についた汚れを取り除いてくれるため、歯の表面をきれいにしてくれます。直接清掃性食品とも呼ばれています。食物繊維は体に良いだけでなく、おいしい歯ブラシとしてぜひご活用ください!

③虫歯菌の働きを抑える

●寝る前の歯磨き

唾液には歯を守る働きがありますが、寝ている間は唾液の分泌量は減少します。そのため、お口の中で虫歯菌が増えやすい状態が維持されます。寝る前にお口の中をしっかりときれいにしておくことは、虫歯のえさになる汚れを減らすことにつながるため、予防に大きな成果があります。

●間食を減らす

唾液は㏗7.0前後で中性です。飲食することで食べ物や食べ物を処理するお口の中の細菌の働きによりお口の中が酸性に傾きます。ものをお口に入れていない時間に唾液が徐々にお口の中を中性に戻し、食事などで溶けだした歯の再石灰化を行ってくれます。反対に食事の回数や間食が多いと、お口の中が中性に戻るまとまった時間がなくなってしまい、酸の成分によって歯が溶け出す時間が多くなってしまうのです。

間食を減らしたり、だらだら食べをしないことで唾液の働きでお口の中を守る中性の成分が徐々に復活します。この間食には甘い飲料も含まれるので、水分補給にはやっぱり甘くないお茶やお水がおすすめです。

まとめ

当院のエアコン清掃も年に一度プロの方へお願いしていますが、毎日の歯磨きや食習慣・間食などのコントロールがしっかりとできていないと、歯は守ることはできません。つまり、毎日のケアに適う高度なメンテナンスはないのです。

お口の環境は日々少しずつ変化しています。いくつになっても健康な歯を維持できるように、毎日のケア、定期的な検診はとても大切です。

時々耳にする「8020(ハチマルニイマル)運動」というのも、80歳になっても20本以上の歯を残せるように、歯を健康に保とうという目標です。体力が衰えても食事は毎日のもの。楽しい食事は、生きる活力と喜びにつながっていきます。今日ご紹介した自分ができる虫歯予防などほんの少しの対策を心がけるだけで、数年後には大きく差が出るはずです。

一人でも多くの方が虫歯に苦しむことのないように、当院は願っています。虫歯かな?と感じたら、早めにかかりつけの歯医者さんにご相談ください。早めの受診で安心を手に入れましょう。

6月4日の「歯と口の健康習慣」の始まり、みなさんも毎日の歯のケアを見直して、虫歯のない健康的な食生活を楽しんでくださいね。

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