高齢者に多い「誤嚥性肺炎」は新型コロナウイルス重症化のリスク?
現在、日本人の死病原因の第1位はがん、第2位が心疾患、第3位は肺炎です。
特に高齢者になると肺炎で亡くなる人の割合が多くなりますが、実はそのことに歯周病が大きく関係しています。
高齢者がかかる肺炎の多くは誤嚥性肺炎です。誤嚥とは食べ物や飲み物を誤って飲み込むこと。
本来、唾液や食べ物は口から食道を通って胃に運ばれますが、誤って気管に入り、気管支、肺へ送られてしまう事があります。
このとき歯周病があり、口の中がプラークだらけで不潔な状態だと、歯周病が肺に感染して誤嚥性肺炎を引き起こすのです。
歯周病はウイルスや細菌の感染を助長するといわれています。それは現在流行している新型コロナウイルス感染症も例に漏れません。
そもそも肺や気管は、口から細菌が侵入しないように嚥下反射などの生理的な反応で保護されていますが、高齢になるとこれからの機能が衰えて摂食嚥下障害が生じ、誤嚥が起きやすくなります。したがって、高齢になるほど口の中を清潔に保つことによる歯周病予防がいっそう重要になります。
当院は、坂戸・川越からも近く若葉駅からも歩いて来院できる歯医者です
科目;一般歯科・小児歯科・インプラント・矯正
~坂戸市・鶴ヶ島市の歯科。託児も保育専門スタッフがいるので安心。~
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歯を失う1番の原因は歯周病であり、日本人は40代以上の9割は歯周病と言われています。
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