歯の仕組みを知って予防の方法を考える

歯のこばなし

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歯の仕組みを知って予防の方法を考える

歯はどのようにして歯茎についているのですか?

顎の骨には歯根とほぼ同じ形をした穴(歯槽)があいており、そこに歯は歯根を入れています。歯根と歯槽との間には0.1~0.4mmの隙間があいており、歯根膜という繊維の束が多数走っている組織があります。これらの繊維は一端は顎の骨の中に、反対側は歯根の表面を覆っているセメント質に中に入っており、歯を顎にしっかりと固定しています。

さらに、歯に加わった力を受け止めたり歯がわずかに動くことができるようにしています。また、顎の表面を覆う歯茎は歯の歯頸部で歯のセメント質と歯槽骨にしっかりと付着しており、歯を固定するとともに、歯根部と口に中とを隔てて、保護する働きをしています。

歯はどのくらい硬いのですか?

歯は歯冠を覆うエナメル質は体の中で最も硬く、水晶とほぼ同じ硬さで、モース硬度計では6~7の値を示します。また、セメント質と骨はほぼ同じ硬さで、象牙質よりわずかに柔らかく(モース硬度計ではいずれも4~5の値)ガラスよりやや柔らかい硬さを示してます。

歯は口に中に出ている部分を歯冠、顎に埋まっている部分を歯根といい、これらの境界部を歯頸といいます。歯の大部分は象牙質と呼ばれ、最も厚く、歯根よりやや硬い組織で作られています。

歯の中央部には歯と似た形をした歯髄腔という空洞があり、歯根の先端まで細かい管で続いています。この象牙質に囲まれた空洞は血管と神経が豊富な歯髄と呼ばれる柔らかい組織で満たれています。この歯髄は象牙質やエナメル質に栄養を与え、また保護しています。歯間の象牙質の表面は、人間の体の中で最も硬いエナメル質が覆っています。

エナメル質は上の歯と下の歯がかみ合う部分では約2mmほどの厚さをもち、歯頚に向かって次第に薄くなります。歯根の象牙質の表面は骨と非常によく似た、厚さが0.1mm~0.2mm以下の薄いセメント質が覆っています。セメント質は歯根膜とともに歯をあごの骨に固定する働きを行っています。

どうして歯に神経があるのですか?

歯の神経は歯髄といいます。歯髄の働きには次のようなことがあります。

象牙質の形成:豊富な血管網により、歯髄並びに象牙質に栄養を補給して、象牙質の形成を行います。

防御反応:外からの刺激に対して、第2象牙質を形成し、歯髄を守ります。

知覚:歯髄内には神経線維が多く、外からの刺激を痛覚として感じます。また、象牙質に加えられてた刺激は象牙細管を経て、歯髄に伝達させ痛みとして感じます。

ということで、歯に神経があると、外からの刺激に反応(歯がしみたり、ズキズキしたり)して信号を送ってくれるのです。

歯が抜けるとどうして血が出るのですか?

歯は根が骨の中に埋まっています。そして歯の根と骨の間には、歯根膜というゴムのような線維があるのです。この繊維によって歯は骨の中に吊り下げられているのです。
そしてこの繊維の中には神経や血管が通っていて、それらの神経や血管の一部は根の先から歯の中へ入り込んでいます。そのため、歯が抜けると歯の周りの歯根膜がちぎれて、その中に含まれる血管も切れてしまいます。そうして血が出てくるのです。

歯は生きているのですか?

生きています。歯は顎の骨の中に根が埋まっています。根は骨に直接くっついているわけではなく、歯根膜というゴムのような線維によって吊り下げられています。この繊維の中には神経や血管が通っていてその一部は歯の中にも入り込んでいます。この神経や血管は顎の骨を通して全身の神経や血管とつながっています。

虫歯の治療の時に麻酔の注射をうたれた経験をお持ちの方も多いかと思います。これは、歯の神経が生きているため、歯を削る時に痛みが生じるのでそれを防ぐために麻酔をするのです。

歯には寿命はあるのですか?

一般に年を取るとそれにつれて歯も抜けると考えられています。歯が抜けるのも一種の老化現象ですのでそういった意味では歯に寿命があると言えるのでしょう。これは歯を支える周りの組織が年を取るにつれて弱くなり、骨が吸収され、その結果歯が抜けてしまうと言った現象です。

現在の日本人歯の寿命は人の平均寿命より短いことが分かりました。これは、むし歯や歯周病という病気により、本来の歯が持っている寿命より早く抜けてしまうからです。これらの病気の原因は歯の周りにたまった汚れですが、この汚れが付かないように正しく歯を磨くことにより、歯の寿命を大変長くすることができます。

また、乳歯の場合は、体の大きさに合わせて生えかわりますが、これも歯の寿命といえます。

人間は歯がないと生きられないのですか?歯が無いとどうなるのですか?

人間の口の働きには発音と食物を噛み砕いて咀しゃくをする重要な機能があります。歯の中で特に前歯が無くなった場合には、発音がしにくくなったり、自分の意志が思うように人に伝えられなくなってしまいます。

また、食物を噛み切ることもできなくなってしまいます。奥歯がなくなれば食物を噛み砕いて口の中で十分に小さくすることができなくなってしまいます。口は食べ物の入り口です。歯で食べ物を十分に小さくして胃や腸での消化、吸収を大いに助けているわけです。機能とは別に、歯がなくなったまま長期間放置すると、残っている歯が移動したり、傾斜したりして歯並びが悪くなります。

動物によっては歯がなくなると狩ができなくなって死んでしまうものもあります。人間は人口の歯をいれることができますし、食べ物などを工夫することで生きていくことができます。

歯が硬かったり、丈夫なのは遺伝するのですか?

子どもの歯の場合、お母さんのおなかで4ヵ月頃から作られ、大人の歯(永久歯)の場合も、エナメル質は8歳くらいまでに完成されますが、その時までに必要な栄養が与えられなかったり、大きな病気をすることによって、歯の質や丈夫さは左右されます。

親と子供の顔形がよく似ているように歯の形や大きさが似ていることは古くから知られていることで、歯の数、形や大きさは遺伝子的なものが強く関与していると言われています。しかし、一度生えてしまって歯の質は変えられません

大人と子供の歯はどう違うのですか、どうやって見分けるのですか?

子どもの歯は生後6~8ヵ月から2歳半くらいの間に順次生えてきて、上下の顎で20本の歯が生えそろいます。6~12歳になると次々と脱落し、大人の歯と交代しますp>

永久歯の奥歯は乳歯の後ろの方に6歳頃になると1歯生え、12歳頃と、18~20歳ごろに1歯ずつ生え、合計12本が生えてきます。面白いことに、これらの大臼歯は生えかわらないのです。

乳歯と交代する永久歯のちがいは、乳歯では歯冠(口の中に頭を出している部分)が比較的短くて幅が広く、歯冠のつけね(歯頚部)に帯状の高まりがとりまいています。
歯の大きさは乳歯のほうが一般に小さいのです。乳歯の歯間の色は乳白色ですか、永久歯ではやや黄色味をおびています。

子どもの歯は軟らかいですか?

子どもの歯(乳歯)のエナメル質を大人の歯(永久歯)のそれと比較しますと、無機成分(カルシウム・リンなど)の量は乳歯の方がわずかに少ないようです。

またエナメル質の厚さは乳歯のほうが薄くなっています。このことから子どもの歯の方が軟らかく、虫歯にかかりやすいのかもしれません。

人間の奥歯はなぜ凸凹しているのですか?

人の歯のうちで前の歯はジャベル型ですが、臼歯の歯冠の形は箱型(六面体)です。上の歯と下の歯がかみ合う面(咬合面)には丘のように丸くもり上がった大きな隆起が4~5個あり、隆起したところと隆起したところの間には谷や溝があります。

歯と歯がかみ合った時には、隆起したところは反対側のくぼんだ谷間のところにはまり込んで、その間に食物をはさんですりつぶしたり、押しつぶしたりします。

どうして前の歯と後ろの歯で、形や大きさが違うのですか?

食べ物をよく咀しゃくするためには、噛み切ったり、噛み砕いたり、押しつぶしたり、すりつぶしたり、いろいろな違った働きをしなければなりません。歯はそのいろいろな働きにあったような形と大きさをしています。野菜などを噛み切るために、切歯によってちょうどはさみの様な働きができるようになっています。

犬歯は先端が槍の先のようにとがっていて硬い食べ物を突き刺したり、噛み砕いたり、肉などを引きちぎったりすることが出来るような形をしています。

臼歯は箱型で、上と下の歯がかみ合う面ができて、その間に食べ物をはさんで、おしつぶしたり、すりつぶしたりする働きをしています。

人の歯がいろいろな形をしているのは、それぞれの歯の働きが違い、その働きに都合の良いような形と大きさになっているからです。

健康な歯の色はどんな色ですか?

歯の表面を覆っているエナメル質は半透明な乳白色か、うすい黄色味がかった白色をしています。象牙質はうすい黄色味がかった褐色でエナメル質とは違い不透明です。

歯を表面から見た時の色は、エナメル質そのものの色ではなくて、エナメル質を透過してくる象牙質の色を反映していて、半透明な黄色味がかった白色から、灰色味のある白色まであります。歯の色は不透明な白い色(チョークのような)ではありません。

人によって黄色っぽい歯と白っぽい歯があるのはどうしてですか?

歯の色は人によって違い、黄色味がかった白色から、灰色味のある白色まであります。これは主としてエナメル質の透明度の差によって決まります。

透明度の強いエナメル質が覆っている歯は、それを透して象牙質の黄色が見えるので黄色味がかって見え、もっと不透明なエナメル質のある歯は象牙質の黄色が見えにくいので灰色味のある白色にみえます。
そして透明度は石灰化の程度の差によるもので十分に石灰化したエナメル質は透明度が強いため、歯は黄色味がかって見えます。

象牙質の色やエナメル質の透明度はその人その人によって違い、その人に特有なものですから、できあがった歯そのものの色を白くすることができません。

ただし歯の表面に色々なきたないもの(歯垢)が付着して、黄色くなったり、褐色になったりした時は、ブラッシングなどの方法によって取り除くことはできます。

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