「骨粗鬆症」との因果関係に要注意

 骨粗鬆症は、骨の密度が低下してスカスカになり、全身の骨がもろくなる病気です。日本では約1100万人以上いると推定されていますが、その多くは高齢者や女性です。

 特に女性は「エストロゲン」という女性ホルモンが急激に減少する閉経期から患者が増加し、75歳以上になると女性の50%以上が骨粗鬆症になります。

 歯周病と骨粗鬆症の関係として、骨粗鬆症の人はそうでない人に比べて、歯周病のリスクが高いことが知られています。骨粗鬆症が直接的に歯周病を引き起こすわけではありませんが、全身の骨がもろくなると、おのずと歯を支える歯槽骨ももろくなります。
したがって、骨粗鬆症の人は特に歯周病に注意しなければなりません。
 
 近年、骨粗鬆症に伴う歯周組織の変化や影響に関する研究が進められています。
歯の治療のために撮影したX線写真から骨粗鬆症の兆候を発見できるなど、骨粗鬆症と歯周病の関係性は今後の研究に期待が寄せられています。

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