プラザ若葉歯科|医院ブログ

歯のこばなし

診療技術を駆使した無痛治療。鶴ヶ島市・坂戸市・川越・若葉駅の歯医者・歯科なら当院へ。

抜歯後の治癒について

こんにちは!プラザ若葉歯科の佐藤です。
今日は、どうしても歯を残せず抜歯になってしまった時のお話をさせていただきます。

 

苦しめられた炎症も、抜歯によって炎症を起こしていた原因が排除されると、速やかに回復します。つまり、健康な骨に囲まれた場所は骨に、歯肉に囲まれた場所は歯肉になります。

 

抜歯をした穴に流れ出した血液は、ゼリー状に固まって血餅を作ります。傷口は2~4日ほどで小さくなり、くぼみが残るものの、7~10日ほどで表面が上皮におおわれます。血餅の内部では、血管の新生と骨を作る細胞の増殖(骨芽細胞)が始まり、肉の塊のような組織(肉芽組織)に変化していきます。肉芽細胞は、時間の経過とともに線維化して幼若な骨(繊維骨)になっていきます。3ヶ月ほどでくぼみもなくなり、表面的な治癒は完了します。内部の骨はその後も成長して、骨表面が緻密骨でおおわれるまでは、抜歯後1年ほどの経過が必要になってきます。

 

最終的に治癒しないような抜歯はありませんが、正常に抜歯された場合でも、2%ほどの頻度で露出した骨面に「ドライソケット」という炎症が起こります。その中でも特殊な例では、尖った骨が歯肉を突き抜けて露出することがあります。舌に引っかかるように突き出した骨は、裸のまま口腔内環境にさらされて炎症を起こします。そのまま放置しておいても、尖った骨は自然に崩壊(自壊)して治癒するので、過度に心配する必要はありません。極端な痛みと違和感が強い場合に限って、麻酔をして尖った部分を削り取れば、速やかに炎症は治まります。また、湾曲した歯根が破折して、どうぢても抜けずに残った場合も、なにごともなかったように、その取り残された歯根を取り囲むように骨が再生しましので、過剰な心配は無用です。

 

最初はくぼみが元に戻るのかや、傷口の状態について色々と心配なこともあるかと思います。ただ、傷口は徐々にゆっくりと治っていきますので、心配はいりません。
もし、気になる感じなどが続くようならいつでもご相談くださいね。

 

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当院は、坂戸・川越からも近く若葉駅からも歩いて来院できる歯医者です
科目;一般歯科・小児歯科・インプラント・矯正
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医学博士による口腔外科

当院の院長は口腔外科の医学博士の資格を有しています。
お口の中の違和感、小さなことなど何でもご相談ください。


周囲の骨を溶かしていく炎症の怖さ

こんにちは!プラザ若葉歯科の佐藤です。

 

虫歯は、でき始めておよそ6年ほどで神経に到達します。「ちょっとしみる」と感じる症状が現れると、多くの場合は、それから数か月のうちに夜も眠れないほどの痛みに襲われます。まれに、それほどの痛みをともなわないこともあるようですが・・・。

 

さらに、そのまま放置しておくと、いよいよ歯の神経が死に絶えて、いったん痛みが遠のき、平穏な時間が訪れます。しかしその平穏な日々は長くは続きません。半年もすると、完全に腐りきった神経にふれていた根っこの先に炎症が起こります。この炎症が徐々に周囲の骨を破壊していきます。病理組織的には細かく分類されていますが、レントゲンで黒く見える骨破壊像は、総称して「根尖病巣」といいます。根尖病巣はさらに周囲の骨を破壊して、膿の出口をつくることもあります。

 

根尖付近に病巣ができると、そのときの体調や状況によってさまざまな症状が現れます。歯が浮いた感じがするとか、硬いものがかめないなどの症状だけでなく、顔もゆがむほどに腫れることもあります。激しい症状に対して、緊急的に歯ぐきを切って膿を出して炎症を抑えますが、根本的な処置としては、時間をかけて根の治療を行わなければなりません。

 

この時期の治療としては、完全に腐りきってヘドロ状になった歯の神経を、抜髄時と同様に、ファイルやリーマを用いて取り除き、ゴムとセメントで根尖孔を綿密に封鎖します。基本的な処置は、抜髄とまったく同じですが、この一連の処置を「感染根管治療」といいます。見えないところを手探りで行う治療ですので、治癒率は50%程度と考えられます。

 

ろう孔ができて、膿が外に排出されると、急速に痛みは緩和されます。上顎の骨は下顎の骨に比べてやわらかいので、比較的簡単にろう孔ができますが、下顎は歯の表面の骨(皮質骨)がとても厚い場合があり、穴が開かなくて痛みが長引く傾向があります。

 

この状態をさらに放置しておくと、歯と周囲の骨の崩壊がいっそう進行して、数年後にはまったく使い物にならなくなってしまいます。つまり歯は、虫歯の発生からおよそ10年で消滅する運命なのです。
こうならないように、早め早めの治療をこころがけていきたいですね。

 

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虫歯の治療

虫歯は放置しておいても治ることはありません。
早めの治療で痛みも治療期間も費用も節減できます。


神経を取ってしまった後は・・・

こんにちは!プラザ若葉歯科ブログ担当の佐藤です。
前回は神経を取る治療のお話をしましたが、その後はどのような治療をするのか今回はお話していきます。

 

神経を取った歯は、残った歯質の状態と程度に応じて修復方法を選びます。レジン充填やインレ―修復を選択することもありますが、多くの場合は金属やセラミックの被せものになってしまいます。その代表的な修復方法が、「さし歯」です。歯の大部分がなくなって、歯の根っこだけが残るケースが多いからです。もともとさし歯の由来は、釘のような金属ポストに人工の歯を取りつけて、残った根っこに差し込むものでした。

 

現在では、土台部分だけ先に作って、形を整えてからプラスチックやセラミックなどでつくられた表面部分を被せて固定します。奥歯もこれと同じ方法で修復することが多く、広い意味で、神経を取った歯の修復方法として、さし歯が主流といえるでしょう。

 

さし歯の土台部分は、かなり強力なセメントで固定されていますが、トラブルが多いのも現実です。外れにくくするために、ポスト部分をできるだけ太く、長くすればいいのですが、こうすると残った根っこが割れやすくなってしまいます。割れた場所や状況にもよりますが、根っこが割れてしまうと抜歯になるケースが多く、悩ましい問題です。脱離や歯根破折以外にも、金属イオンの流失による歯ぐきの変色や、境目部分の歯が虫歯になって審美的に問題になる場合もあります。

 

最終的な被せ物は、歯型を採って技工所で精密につくられています。しかし、いくら精密につくったとはいえ、歯との境目にはかならず段差ができてしまいます。もともとプラークなどの汚れがたまりやすい場所ですので、段差の下にたまった汚れは周囲の歯ぐきに炎症を起こし、歯周病の進行も早めてしまいます。

 

泣く泣く神経を取って抜歯を免れたとしても、やはり治療には様々なリスクが伴います。こうなる前に定期的に歯医者へ行って診てもらい、健康な歯を1本でも多く残していきたいですね。

 

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医学博士による口腔外科

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歯の神経を取る治療とは

こんにちは!プラザ若葉歯科ブログ担当の佐藤です。
みなさんは、虫歯が進行していってしまうとどのような治療をしなければいけないかご存じですか?

 

虫歯が進行すると、歯の神経に炎症を起こして強くしみたり、ズキズキと痛みだしたりします。歯の神経は、根の先端にある「根尖孔」と呼ばれる細い管を通って供給されるわずかな血流によって生活しています。そのため、神経の一部に炎症が起こると、回復することが困難になります。そこで歯の神経を取ってでも、歯の機能維持しようとする処置が「抜髄」です。

 

虫歯部分を削り取って、神経を露出させたのち、ファイルやリーマーと呼ばれる細い針のような器具を使って、神経や血管など取り除きます。細い針から順番に、神経の通っていた管(根管)を拡大(根管拡大)しながら残留物を除去(根管形成)していきます。小さな処置とはいえ、歯の周りの組織にとっては大きなダメージを受ける手術です。当然、その切断面付近には手術後特有の炎症が起こることになり、一時的でも痛みが残ることになります。

 

神経は1本や2本だけではなく、歯によっては3本・4本入っているものもあります。そのうえ、根の先の部分は複雑に枝分かれしています。このような複雑な部分を、レントゲン写真と手指の感覚で治療しています。

 

根管内の神経や血管を取り除いたあとに、そのまま被せてしまうと、その空洞に根尖孔から血流や体液が滲み込んで貯留し、再び腐敗してしまいます。それを防ぐために、空洞となった根管をゴム(ガッタパーチャー)とセメント(シーラー)で根充(根管充填)して、根尖孔を綿密に封鎖します。この一連の治療を「抜髄治療」といいます。

 

この一連の処置を完璧にこなすことは、容易なことではありません。特に小学生時代の生えて間もない歯は、頭の部分は完成していても根の部分が未完成なこともあり、根尖部の閉鎖が不完全になってしまいます。反対に根管の細くなった高齢者では、リーマーなどの器具が挿入できないこともあります。治療しやすい若い人の歯でも、歯の根が曲がって器具の挿入が不可能な場合があります。

 

無理に治療してしようとして、器具が破折したり、誤った方向に穴をあけてしまったりすることもあります。それ自体は封鎖すれば問題はないのですが、一度誤った方向に道筋がついてしまうと、正しい方向に器具を挿入することが難しくなってしまいます。

 

腐敗物が根管内に残留しても、管が細い水道管にまれにさびがたまって閉鎖してしまうように、石灰沈着や第二象牙質の成長により、自然閉鎖することもあります。しかし多くの場合は、その量に比例したように根尖部分に炎症が起こってきます。

 

「神経を取る」ということは、神経のみならず歯への栄養補を司る血管も取ってしまうことです。抜髄した歯は、木でいれば枯れる木です。5年もすると、歯の色は変色してしまいます。多くの歯質が失われていますし、栄養分の供給が止まった象牙質では、水分とコラーゲンなどの有機質が枯れて、もろくなってしまいます。こうして、抜髄時のトラブルを免れた歯も、やがては寿命を迎えることになるのです。

 

抜髄は通常、局所麻酔を使って行います。炎症が激しく、麻酔がまったく効かないときには、かつて「亜ヒ酸」を虫歯部分に塗って神経を殺してから治療することもありました。ただし効きすぎると、根の先端部分の骨まで腐らせてしまうこともありました。亜ヒ酸の毒性は全身的にも危険ですので、現在ではほとんど使われていません。

 

神経を取った歯は二度と痛まず、銀歯を被せれば二度と虫歯にもならず、永遠の命を得た如く、生涯使えると思っている方ももしかしたらいるかもしれません。”生涯”は大げさにしても、20~30年は使えると思っている人は多いのではないでしょうか。現に、身近なところに「30年前に神経を取って被せた歯」を見つけることができます。腕のよい歯医者なら、20~30年は使えるように治してくれると誤解されているようです。

 

抜髄治療のなかったひと昔前ならもちろんのこと、いまでもそのような処置の受けられない発展途上国では、抜歯されています。それが技術の進歩によって、平均10年ほど延命できるようになったのです。
虫歯を放っておいて神経を取ることになり、歯の寿命が短くなってしまった…ということにならないよう気を付けていきましょう!

 

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象牙質まで進むと一気に広がる大虫歯

こんにちは!プラザ若葉歯科ブログ担当の佐藤です。

 

歯みがき習慣の定着した現在では、さすがに「口の中全体が虫歯」という人はほとんどいなくなりました。同時に、歯のみがきやすい平面の虫歯も少なくなっています。しかし、汚れのたまりやすい、かみ合わせ部分の溝、歯と歯ぐきとの境目、歯と歯の境目には、まだまだ多くの虫歯が発生しています。この中で特に重要な虫歯は、発見と治療の難しい臼歯部隣接面の虫歯です。

 

象牙質に到達した虫歯は、閉鎖された空間で急速に象牙質を侵略していきます。侵略された象牙質は、豆腐のようにやわらかくなってしまいます。一方、表面のエナメル質はほとんど無傷で残るため、中の空洞の存在を見つけ出すことは困難です。中が透けて少し黒く見える程度の虫歯でも、奥歯だとインレーになってしまいます。それ以下の虫歯は、レントゲンやレーザー式の探知機でさえ見落としてしまいます。

 

歯と歯の間の汚れを取りながら、じっくり見つめて初めて見つかる虫歯もあります。この程度ですと、奥歯でも多くの場合レジン充填ですむ可能性があります。いずれにしても、早期発見を常に心がけておかないと、80年の歳月をすこやかにすごすことができないのです。

 

中の象牙質が完全に侵略された後も、強固なエナメル質に守られてタマゴの殻みたいになった歯も。かみ合わせの力によって徐々にひびが入ってきあmす。最後は、何かの拍子に大崩壊を起こします。「ある日、突然大虫歯の発見!」と新聞見出しのような大事件が、”青天の霹靂”のごとく襲ってきます。こうなってしまうと、多くの場合、歯の神経を取ることになってしまいます。

 

神経に到達したむ虫歯は、かならずしもすぐに痛みを感じるよはかぎりません。「そういえば、半年前にちょっとしみたかな・・・」という程度のこともあって、気が付いたときには、すでに神経が腐っていたということもあります。

 

自分では「大丈夫かな」と思っていても、知らない間に虫歯はどんどん進んでいるかもしれません。少しでも心配になった時は、すぐに歯科医院に行きましょう。

 

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