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お母さんを大切に!お母さんのお口の健康を見直そう! ~口腔機能低下症~

花々が咲き誇る春があっという間に過ぎ、夏の気配が漂ってきました。みなさんにとっても新年度・新生活にもすこしずつ慣れてきたころであり、お母さんのありがたさを改めて感じることのできる季節なのではないでしょうか。
 歯科医院で働くスタッフとして、お口の環境が健康の維持と向上に与える影響の大きさをいつも感じます。そこで今日は、お母さんの健康を大事にしようということで、母の日特集として「お母さんのお口の状況について一緒に考えてみよう」をテーマに、お話しします。

母の日に気にしてあげたいお口の状況

数々の経験と共に年を重ねて、時には自身のことは後回しにしてきたお母さん。みなさまのお母さんはお元気でいらっしゃいますでしょうか。年を重ねたご両親―お父さん、お母さん―のお口の健康は気にしたことはありますか。年をとって体の体力が少しずつ衰えていくのは自然の流れです。そして、それはお口周りの筋肉も同様です。
筋肉や機能の衰えは、一般的にはとてもゆっくり進行するので、本人はなかなか気が付くことができません。食べるのが面倒になって来た、やわらかいものしか食べたくない、水分がないと飲み込めないなどは、お口周りの衰えが進行している大事なサインとなります。お口周りが徐々に衰えていき、十分な機能や働きができなくなっている状態に対して、口腔機能低下症という診断名がつくようになりました。そのため、対象歯科医院や医療機関にて、保険適用で検査やサポートが受けられます。

 

口腔機能低下症

 

健康長寿ネット オーラルフレイル・口腔機能低下症の診断

https://www.tyojyu.or.jp/net/topics/tokushu/orarufureiruyobo-taberuchikara-ikiruchikara/orarufureiru-kokukinoteikasho-shindan.html

農林水産省・嚥下スクーリングツール

EAT-10 (maff.go.jp)

人間は食べることによってのみ栄養を摂取するため、食べるバランスが偏ったり、食べる量が減ったりすると、体力と気力が維持できなくなってしまいます。健康寿命が短くなる入り口は、食べなくなる、または食べられなくなることからなのです。
入れ歯や噛み合わせなどの調整でも、改善できることもあります。歯や入れ歯の不調の時だけではなく、飲み込みづらさ、噛みづらさを感じたらぜひ歯医者さんへ相談してくださいね。

笑う回数で健康維持ができる!

 みなさんは一日に何回笑っていますか?笑いの回数は年齢を重ねると減少していくことをご存じでしょうか。
笑いとストレス・疾病について研究した調査内容によると、年齢を重ねるごとに笑いの頻度が少なくなっていることが示されています。確かに、子供はたくさん笑い、大人になると笑う頻度が減っているのは実感します。また、どの年齢でも男性より女性の方がでも笑う頻度が高いそうです。個人的にも男性よりも女性の方がたくさん笑っている印象を受けます。40歳未満から70歳以上の男女を対象にした調査では、40歳未満女性は、ほぼ毎日笑う人が全体の半分以上(65%)を占めていたのに対し、70歳代では46%にとどまっています。男性においても同様で、40歳未満では全体の半数(50%)がほぼ毎日笑っていたのに対し、70歳以上では35%にとどまっており、どちらも年齢が上がるにつれ、あまり笑わない人の割合が増加傾向にあります。

 

笑いの頻度

 

そして、よく笑う方よりわらう回数が少ない人の方が、認知機能の低下がしやすいという傾向が示されています。笑いはストレス軽減と健康維持に大いに効果があります。
また、笑うことはお口周りの筋肉を大きく動かすことです。そのため結果的にお口周りの筋肉のトレーニングにもなります。笑うことで楽しい気持ちのまま自然にお口を大きく開けたり、喉を動かしたり、大きな声を出すことになり、体の健康にもつながっていきます。

ライフコースと健康~笑いとストレス・生活習慣病との関連~大平哲也

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ifcm/17/1/17_20/_pdf/-char/ja

 

一緒に楽しく食べる機会を!

 

談笑するシニア

 

機能や筋肉だけではなく、人がものを食べたいと思えるには他にも要素があります。大好きな人たちと過ごす時間では、食が進むという経験は誰にでもありますよね。食欲がなくとも家族がみんなで集まる場では、食べたくなるかもしれない。大好物の焼き肉やお寿司なら食べたくなるかもしれない!なんてこともあると思います。
機能の改善ももちろん大切ですが、一緒に食べたい・楽しく食べたいという機会を増やしてあげるのも大きな親孝行になるのではないでしょうか。
今年の母の日は、年を重ねたお母さん、お父さんが、いつまでも楽しく一緒にご飯が食べることができるように、お口周りの健康は大丈夫かな?と少し気にかけてあげるのはいかがでしょうか。

食べることを大切にすることは、生きることを大切にすること。「いつまでも元気に健康で!」というのは、お口周りの健康維持なしにはできません。よく食べること、そして、たくさん笑うことで元気でハッピーな母の日を送れますように。
いつまでも健康で楽しい時間を過ごせますように、プラザ若葉歯科は皆さんのお口周りの健康を全力でサポートします!!いつでもご相談お待ちしております。

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