3分でチェックできる、むし歯になりやすい生活習慣3つ
むし歯になりやすい習慣とは何でしょうか。
生活習慣を変えれば、むし歯になる可能性をさげられます!ご自分が当てはまらないか、チェックしてみましょう。
むし歯になりやすい生活習慣チェック項目
1.口呼吸ではなく、鼻呼吸をする
2.「噛みしめ」や「歯ぎしり」の原因となるストレスを解消する
3.「高すぎる枕」や「足を組む」のはNG!危険な生活習慣を見直す
1.口呼吸ではなく、鼻呼吸をする
口の半開きにして、無意識に口で呼吸する人が増えています。
呼吸は本来、鼻でするものです。鼻の粘膜は空気中の雑菌を取り除いたり、空気を加湿するフィルターの機能があります。ところが口で呼吸をすると、雑菌をダイレクトに取り込んだり、口の中が乾いて唾液が減り、むし歯や口臭のリスクが高くなります。また、風邪やアレルギー疾患など、ほかの病気のウイルスにも感染しやすくなります。
通常、安静時に舌は上あごの天井にくっついていて、舌先は上の前歯の裏についているのが正しい位置です。
しかし、舌の横に歯型がつきやすい人、あるいは上下の前歯の間に舌を出す癖がある人などは、舌の位置が低下して口呼吸になっていると考えられます。
思い当たる人はぜひ直しておきたいもの。「ボタントレーニング」で、口輪筋(口を閉じる筋肉)を強化しましょう。
2.「噛みしめ」や「歯ぎしり」の原因となるストレスを解消する
人はストレスを感じると無意識に歯を食いしばることがあります。
本来、食事のときを除けば上下の歯と歯が直接触れることは意外と少なく、常に1mm~数mm程度の隙間があいているのが通常です。
ところが最近は、歯を噛みしめたり歯ぎしりをする人が増え、歯科医師の間では大きな問題となっています。
噛みしめや歯ぎしりが続くと、歯のエナメル質をすり減らしてしまったり、歯周組織を強く圧迫して歯周病の炎症を引き起こしたりします。また顎関節症の引き金にもなります。
一方で、ストレスは自律神経の乱れや全身の免疫力低下を招き、歯周病菌の増殖や歯周病の悪化にもつながります。
ストレスは心身のあらゆる病気との関連が指摘されていますが、むし歯や歯周病も例外ではありません。自分なりのストレス解消法を見つけて、上手に発散させましょう。
3.「高すぎる枕」や「足を組む」のはNG!危険な生活習慣を見直す
最近、原因不明の歯や顎の不調を訴える人が増えています。実はこうした患者さんには共通点があります。それが生活習慣です。
特に高すぎる枕、足を組んで座る姿勢、電車やバスでの居眠りの3つは危険行為です。
一見、歯の健康とは無関係に思えますが、顎は首や肩の筋肉と直接つながっているので、体を無理にゆがめていると歯や顎の不調に影響します。
枕が高すぎると顎関節に負担をかけ、周囲の筋肉がこわばります。寝ているうちに歯のかみしめや歯ぎしりが起こり、特定の歯に負担がかかります。同じように電車やバスでの居眠りも、あの極端にうつむいた姿勢が歯と顎によくありません。
また、足を組んで食事をすると、腰から首にかけての筋肉がゆがんだ状態で食べ物を噛むことになり、顎の筋肉や特定の歯の歯根膜に過度な負担がかかります。
その他、下のリストに当てはまるものがあれば改善に努めて下さい。
・休みの日は長く寝ているのが好き
・食べることが好きで満腹になるまで食べないと気が済まない
・フランスパンやスルメなど歯ごたえのある食べ物が好き
・スイーツに目がない
・いつもヒールの高すぎる靴を履いている
・普段から歩くのが嫌い
・首をボキボキ鳴らす癖がある
・良く長電話する
・立っているとすぐに何かに寄り掛かったり、座りたくなったりする
・歩く時についダラダラ歩いてしまう
・寝転がって読書したり、テレビを見ることが多い
・ストレスを感じると歯を噛みしめてしまう
・スマートフォンを長時間使う
・鼻ではなく口で呼吸しがち
・腹式呼吸ではなく、胸で浅い呼吸をしている
正しい呼吸や姿勢が、健康を維持するだけではなくむし歯のリスクからも守ってくれるなんて、驚きですね。ご自分の癖や習慣を振り返ってみるのもいいかもしれません。
当院は、坂戸・川越からも近く若葉駅からも歩いて来院できる歯医者です
科目;一般歯科・小児歯科・インプラント・矯正
~坂戸市・鶴ヶ島市の歯科。託児も保育専門スタッフがいるので安心。~
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