プラークコントロールの大切さ
こんにちは!プラザ若葉歯科の佐藤です。
みなさんは、日々の歯のお手入れで気を付けていることはありますか?
虫歯や歯周病の原因となる「プラーク」を除去するには、食後のブラッシングがとても効果的ですが、歯ブラシだけではどうしても不完全になりがちです。それを補う方法として「デンタルフロス(糸ようじ)」「歯間ブラシ」「タフトブラシ」「デンタルピック(三角ようじ)」などの補助的清掃用具があります。
最初にふつうの歯ブラシでブラッシングを行い、できるだけプラークを除去します。そのあと、歯と歯の間に入り込んだプラークを補助的清掃用具で除去すると、いっそう清掃効果が向上します。特にデンタルピックは優れもので、20歳のころから40年間使い続けて歯を守り通したという話もあります。ヨーロッパやアメリカでは、ドラッグストアや歯科医院で広く販売されています。
厚生労働省が推進している「健康日本21」では、40代・50代の歯周病リスク低減目標として、2010年までに40代・50代における補助的清掃用具の使用者割合を、50%にまで引き上げることを掲げています。「8020運動」や、虫歯・歯周病に対する予防意識の高まりを受けて、補助的清掃用具は徐々に普及しています。
しかし、日々のお手入れではなかなか取れないものもあります。日常の歯みがきでは取りきれない「外来着色物」(ステイン)は、歯科医院では専用機器を用いてきれいにクリーニングします。たとえば、ゴムやブラシのついた回転器具や、塩の粒子を噴きつけて、効果的に汚れを除去します。健康保険では「機械的歯面清掃」と呼ばれていますが、2006年に保険で採用されるまでは「PMTC(Professional Mechanical Tooth Clwaning)という名称で実施されていました。予防先進国のアメリカや北欧諸国では、大半の人が定期的に「PMTC」」を受けており、虫歯の羅漢率はや歯の喪失数が日本と比べて圧倒的に少なくすんでいます。
歯と歯ぐきの間に入ったプラークや歯石は、歯ブラシはもちろんのこと、機械的歯面清掃でも取れないので、スケーラーと呼ばれる専用の器具を使用して除去します。
このスケーリングや歯面清掃は、おもに歯科衛生士が担当します。汚れを取りながら丁寧に見ていきますので、小さな虫歯の発見だけではなく、診断に役立つ情報も収集しています。
歯を健康に保つには、日々のご自身でのお手入れと、歯科医院でのプラークコントロール両方が必要不可欠になります。歯ブラシだけではなくフロスや歯間ブラシを取り入れてみたり、定期的に歯科医院に行っていなかった方は、一度歯科医院でクリーニングをぜひ受けてみましょう!
当院は、坂戸・川越からも近く若葉駅からも歩いて来院できる歯医者です
科目;一般歯科・小児歯科・インプラント・矯正
~坂戸市・鶴ヶ島市の歯科。託児も保育専門スタッフがいるので安心。~
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今後の歯科治療は治療処置よりも予防管理の時代とも言われています。