歯周病と脳梗塞の関係

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歯周病は、お口の中だけの問題と考えられがちですが、実はその悪い影響は全身に及ぶことがわかってきました。
特に関連が認められるのは、糖尿病、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞、誤嚥性肺炎、早産、低体重児出産、骨粗鬆症、メタボリックシンドロームなどです。また、歯周病によって歯を失うことは、現代社会で深刻化している認知症の発症にも深く関係しています。
さらに、歯周病にかかっていると、そうした全身疾患が治りにくいという報告も多数あります。
さまざまな全身の病気の治療のためにも歯周病を防ぐことは必要なのです。

歯周病は歯の周りの炎症が広がり歯肉、歯まで及び最終的に歯を溶かしてしまう病気です。しかし、それだけではなく、そこから血液を通して全身にばい菌やウイルスを運んでしまいます。そして、血管の内壁にコレステロールや中性脂肪などが蓄積したものが形成され、血管が硬くなり肥厚した状態となる、「動脈硬化」の原因の一つがこの歯周病なのです。

動脈硬化の主な危険因子として他に挙げられるのは、加齢のほか、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙、肥満、などです。以前は、悪玉コレステロールや中性脂肪の過剰摂取が主因とされましたが、近年では細菌やウイルスの感染も深く関わっているといわれています。

心筋梗塞や脳卒中は日本国内での高い死因となっていますが、どちらも動脈硬化が引き金となっています。動脈硬化が進行すると酸素や栄養を運ぶ道が狭くなってしまう為、それぞれの臓器の働きを制限してしまいます。血管が狭くなることにより、血栓ができやすく、血管自体が詰まったり、破れるなどのリスクが高まるのです。それらを放置してしまうと、やがて心筋梗塞や脳梗塞といった重大な疾患を起こしてしまいます。

歯周病菌が歯肉の血管から全身へ運ばれ、動脈の血管壁に感染して炎症を起こし、これが動脈硬化の引き金になっているというのです。実際に、動脈硬化を起こした血管の壁から歯周病菌が見つかったという例は多数あります。歯周病を単なる歯の病気とあなどってはいけません。
心疾患と同じように、歯周病菌が関係して血栓や動脈硬化が脳の血管で起こると、今度は脳梗塞や脳出血のリスクが高まることになります。

脳梗塞はさまざまな原因で生じた血栓が脳の血管で生じることで発症します。つまり動脈硬化によって狭くなった血管が詰ることで血の流れが塞がれてしまうことです。脳出血は動脈硬化によってもろくなった血管が破れて出血する病気です。

どちらにしても、動脈硬化がない限りそれらのリスクは、極めて低いと言えます。脳梗塞でも脳卒中でも、発症してしまうと脳に酸素がいかない時間が生じてしまいます。そのことから、麻痺やしびれなどの神経症状を伴ったり、命を奪うこともあるのです。命をとりとめたとしても後遺症が残ることが深刻な問題となっています。
死亡率こそ、がんの3分の1ですが、寝たきりや要介護となる原因としては圧倒的に第1位が脳梗塞や、脳出血などの脳の血管周りの病気なのです。

その危険因子は、高血圧や糖尿病、脂質異常症、肥満など、生活習慣に起因するものばかりです。脳梗塞や脳出血は突然襲ってくる脳の病気だと思われがちですが、実際は長年の生活習慣に起因する血管の病気。生活習慣の改善で予防が可能であり、歯周病ケアもそのひとつであることはいうまでもありません。

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