歯の形と並び方の秘密

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私たちが食事をする時のことを思い出してみて下さい。はじめに食べ物をガブリと噛み切るのは「前歯」。その食べ物を噛むときは「奥歯」を使います。前歯と奥歯の形はまったく違いますが、その形にはどんな意味があるのでしょうか?

馬や山羊のように一日中草を食んでいる草食動物は、奥歯が臼のような形をしていて、繊維質の草をすりつぶすのにピッタリです。一方、虎のような肉食動物の奥歯はとがっていてすりつぶすのは苦手であり、引き裂いた肉を丸飲みしています。

人間は雑食で野菜や肉も食べます。それで私たちの口の中には草食動物と肉食動物の歯がバランス良く入っています。色々な食べ物を引き裂いたりすり潰したり、臨機応変に対応できる歯が揃っています。

人間の歯には、大きく分けて3種類の形があります。ぜひ、鏡で自分の歯を見てみて下さい。真ん中の前歯4本はモノを噛み切るためにある歯です。前歯は、名前もその役割通りの漢字を使い、切歯(セッシ)と呼ばれています。
その隣にあるとがった歯は犬歯です。「糸きり歯(裁縫の糸を切る歯)」とも呼ばれています。とても太くて鋭く、お肉など硬いものを噛みちぎる時に使います。虎のキバは犬歯に相当します。
そして犬歯よりもうしろを臼歯と呼びます。「臼」は粉をひくときに使う道具です。かみちぎられた食べ物をすりつぶす役目をするので「臼歯」という名前がつきました。

形と役割が違うのは街の構造にも少し似ているかもしれませんね。駅前には商業施設、少し離れたところには住宅地、駅から遠く離れたところには農地という形が一般的ではないでしょうか。

プラザ若葉歯科の最寄り駅、若葉駅前も大きなショッピングモールがあり、いつもにぎわっています。坂戸市や鶴ヶ島市では駅を少し離れるとすぐに住宅地があり、もっと遠く離れたところには大きな公園や、農地が広がっています。反対隣の川越市では、駅前に広がる商業区域はやや大きめです!

話を戻しましょう。歯は前から順に切歯、犬歯、臼歯の3種類の形があります。3種類の歯について、復習できましたか?
それでは、次に歯の並び方についてです。歯はどうして、きれいなUの字に並んでいるのでしょうか。

実は、歯は押されることによってジワジワと移動をします。
歯は硬い顎の骨にガッチリと埋まっているにも関わらず、動くことができるのです。歯がUの字に並ぶヒントはここにあります。

大きな地震があると、周りをコンクリートで固めてある電柱が動いたり倒れたりすることがあります。このときコンクリートは崩れてボロボロ。
でも歯が動くとき、周りの骨は崩れたりしません。これには、歯の根っことあごの骨の間にある「歯根膜」が大きな役割を果たしています。

細胞は日々生まれ変わると言います。この働きは代謝と呼ばれています。目に見える皮膚だけではなく、臓器や骨も生まれ変わっているのです。

骨も日々失われ、少しずつ新しく作り直されています。歯に力が加わって骨を押し続けると、押されている部分の骨がジワジワと減っていきます。骨が減るとすき間ができ、押された歯がそこへ移動します。移動した方向の反対側にできたすき間には、新しい骨が作られるのです。こうして、歯は周りの組織を崩すことなく移動することができます。

骨を減らす仕事は破骨細胞。増やす仕事は骨芽細胞が担当です。
どちらも歯根膜の中にいて普段は休んでいますが、歯に力が加わると、活発に働き始めます。
歯が動くことができることが、規則正しく歯がU字型に並んでいる理由のヒントでした。

歯がきれいに並んでいるのは、外側からと内側からいつも均衡のとれた力で、押されるからなのです。歯はいつも、外側からくちびるとほっぺに押され、内側からは舌に押されています。この2つの力がちょうどつり合う居心地のいい場所に歯は動き、整列しているのです。

むし歯で崩れた歯を放っておくと、隣の歯や反対側の歯がそのスペースに動いてきたり倒れたりしてきます。むし歯の治療をきちんとすることは、歯の形も歯並びもきれいに保つことにつながります。ぜひ、引き続き大切にしていきましょうね。

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