乳歯の虫歯は歯並びに影響する!?
こんにちは!プラザ若葉歯科のブログ担当佐藤です。
今回は、歯並びのお話です。
もともと日本人は歯と顎の大きさがアンバランスで、欧米人に比べて歯並びの悪い民族です。八重歯はその象徴ともいえる存在です。6番臼歯と前歯が生えてきたあと、かぎられたスペースに3本の永久歯芽生えてきます。その中でもっとも遅く生えてくる犬歯は、十分なスペースが確保されない可能性が高く、外に飛び出してしまうことになります。日本では、「八重歯はかわいい」とされる風潮もありますが、欧米では「ドラキュラの歯」として嫌われています。
乳歯はどうせ生え替わるから、虫歯になっても治療する必要がない、と考えているお母さんが案外多いのです。乳歯は、真下から生えてくる永久歯の力で歯根が溶けて、自然に抜け落ちる仕組みになっています。その乳歯がむし歯になって、根っこの先に膿をもつようになると、その膿を避けて歯は横から生えてきます。乳歯がボロボロになったり、乳歯を早く失ってしまうと、あごの発育や永久歯の生えるスペースが十分でなくなり、永久歯
の歯並びが悪くなってしまいます。
また、乳幼児の指しゃぶりなど、ちょっとしたクセも歯並びに影響することがあります。爪を噛むクセや舌を突き出すクセがある場合は、注意してあげてください。歯並びが悪いと、発音が悪くなるなど正常な発育をさまたげるだけでなく、汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病の進行が早くなってしまいます。
子どもの時に、虫歯は早めに治す、指しゃぶりや様々なクセを治す…ということを心がけるだけで、将来のお子さんのきれいな歯並びにつながります。ぜひ、気になることがあったらすぐに歯医者さんへ行きましょう!!
当院は、坂戸・川越からも近く若葉駅からも歩いて来院できる歯医者です
科目;一般歯科・小児歯科・インプラント・矯正
~坂戸市・鶴ヶ島市の歯科。託児も保育専門スタッフがいるので安心~
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今後の歯科治療は治療処置よりも予防管理の時代とも言われています。