周囲の骨を溶かしていく炎症の怖さ

根尖病巣.jpeg
こんにちは!プラザ若葉歯科の佐藤です。

虫歯は、でき始めておよそ6年ほどで神経に到達します。「ちょっとしみる」と感じる症状が現れると、多くの場合は、それから数か月のうちに夜も眠れないほどの痛みに襲われます。まれに、それほどの痛みをともなわないこともあるようですが・・・。

さらに、そのまま放置しておくと、いよいよ歯の神経が死に絶えて、いったん痛みが遠のき、平穏な時間が訪れます。しかしその平穏な日々は長くは続きません。半年もすると、完全に腐りきった神経にふれていた根っこの先に炎症が起こります。この炎症が徐々に周囲の骨を破壊していきます。病理組織的には細かく分類されていますが、レントゲンで黒く見える骨破壊像は、総称して「根尖病巣」といいます。根尖病巣はさらに周囲の骨を破壊して、膿の出口をつくることもあります。

根尖付近に病巣ができると、そのときの体調や状況によってさまざまな症状が現れます。歯が浮いた感じがするとか、硬いものがかめないなどの症状だけでなく、顔もゆがむほどに腫れることもあります。激しい症状に対して、緊急的に歯ぐきを切って膿を出して炎症を抑えますが、根本的な処置としては、時間をかけて根の治療を行わなければなりません。

この時期の治療としては、完全に腐りきってヘドロ状になった歯の神経を、抜髄時と同様に、ファイルやリーマを用いて取り除き、ゴムとセメントで根尖孔を綿密に封鎖します。基本的な処置は、抜髄とまったく同じですが、この一連の処置を「感染根管治療」といいます。見えないところを手探りで行う治療ですので、治癒率は50%程度と考えられます。

ろう孔ができて、膿が外に排出されると、急速に痛みは緩和されます。上顎の骨は下顎の骨に比べてやわらかいので、比較的簡単にろう孔ができますが、下顎は歯の表面の骨(皮質骨)がとても厚い場合があり、穴が開かなくて痛みが長引く傾向があります。

この状態をさらに放置しておくと、歯と周囲の骨の崩壊がいっそう進行して、数年後にはまったく使い物にならなくなってしまいます。つまり歯は、虫歯の発生からおよそ10年で消滅する運命なのです。
こうならないように、早め早めの治療をこころがけていきたいですね。


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