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いつも何気なくやっているクセが歯並びを悪くする!?矯正の前の習慣の見直し

お口には、生きる上で不可欠な役割と機能が備わっています。話すこと・食べ物をかみ砕くこと・食べ物を飲み込むこと・息をすることがその代表です。歯並びの悪さは遺伝が大きいと思われがちですが、それよりも小さい時からのお口周りの習慣によって大きく影響をうけます。幼い時に習慣を見直すことができれば、歯がガタガタになったり、出っ歯や受け口になることを予防でき、その後の歯並びによい影響を与えることができます。今日は、どんな習慣が歯や歯並びにどんな影響を与えているかを考えてみたいと思います。

1.習慣と歯並び

 例えば、歯が生えた後も指しゃぶりを続けていると、上と下の前歯の間に隙間が空きやすくなってしまいます。これは歯が生えてくる部分に障害物があると認識してしまうためです。

 猫背の姿勢を続けると、背骨が湾曲してまっすぐ立てなくなってしまいます。始めは簡単に治せた小さな行動でも、継続されることによって体の形が変わってしまうのです。それと同じで継続される同じお口の習慣によって、周囲の歯の生え方や生える位置は変化していきます。習慣が歯と顎の形に影響を与えて、その習慣がやりやすいように体が変形していきます。歯や顎が手や唇・指しゃぶりなどで一方方向に押されたり、舌が正しい位置になかったり、日常の小さな習慣が、正しくない歯並びへ導いてしまうのです。例えば、左右非対称のかみ合わせや、出っ歯や受け口を生み出す要因にもなります。

 子供の頃は特に歯や顎が発達段階で、小さな影響によって歯の位置が変わりやすいです。習慣が治せないまま、成長すると悪い習慣によって影響を受けた歯並びを直すために、本格的な矯正が必要になります。それは、本人にとってもご家族にとっても負担になるかもしれません。

 

2.歯並びに影響を与える習慣

 具体的にどんな習慣が歯並びや顎の位置に影響するのか考えてみましょう。静かにしているときにする癖や、集中するときの癖、飲み込むときや噛むときの癖など、色々なパターンがありますが、どんな影響があるのかを分けてピックアップしてみます。

 ・出っ歯になりやすい習慣

 ・受け口になりやすい習慣

 ・上下の前歯に隙間があく習慣

 

①出っ歯になりやすい習慣

出っ歯

 

 上下の唇は歯が前に出ないように抑える役割もあります。口呼吸が習慣になっていて、口を開きっぱなしにすると、歯が萌出して成長するときに蓋がないために、前方へ歯が出てしまうことがあります。また、飲み込み時・安静時・集中時などに、上唇で下唇を噛み締めていると、下唇を巻き込んだ状態でも口を閉じやすくするように上の前歯も前方に出てしまいます。

 その他にも、上唇を舐める動作は、同時に舌で上の歯を外側に押しているということにもなります。そのため、上の歯の間の隙間が生じてしまったり、下の顎も一緒に押されて上下ともに前歯が突き出てしまう形に歯が押される場合もあります。

 

②受け口になりやすい習慣

置け口

 

 上唇を下の顎で抑え、吸い込む習慣が続くと下の歯が上の歯よりも前方に出てきます(受け口・反対咬合)。安静時や集中した時に上唇を下唇で覆ってしまったり、食べるものを飲み込むときに上唇を吸って唇に力が入ると、下の歯が前方に押されてしまうのです。

 また、口を閉じているときの舌の位置もとても重要です。正しい舌の位置は、上あごに舌全体がぴったりくっついているのが正解です。お口を閉じている時に、舌がだらーんと下の歯の内側にあるのは、正しい位置ではありません。正しい位置に舌が置かれていないと、無意識に下の歯を押し続けてしまうことにつながり、下の歯と顎全体が前へ出てしまいます。

 

③上と下の前歯に隙間があく習慣

上下の前歯に隙間があく

 

 歯の間に障害物が常にあると、上下の歯も間に隙間を作るようになります。それは指でも舌先でも同じです。隙間ができてくるとさらに、それを埋めるようにさらに強い力で押すようになってしまいます。

お口周りには、他にも様々な癖があります。幼児の口周りの癖と歯並びを調査した研究では、指しゃぶりなどの癖を持っている幼児(2歳・3歳・5歳)は、癖のない子供に比べると正常なかみ合わせの出現率が低いということが結果として報告されています。

https://ir.tdc.ac.jp/irucaa/bitstream/10130/3121/1/98_137.pdf

 また、広島県歯科衛生連絡協議会がまとめた習慣と歯並び・咬合についてのパンフレットも大変参考になりますので、気になる方はご覧いただければと思います。

子どもの健全な発育のための歯列咬合マニュアル

https://www.hpda.or.jp/upload/kougou.pdf

広島県歯科衛生連絡協議会:作成

 

3.習慣を改めるトレーニング

 他の習慣も同様ですが、同じ行動を続けるとそれに沿った形が少しずつ形成されます。しかし、発達途中にあるお子さんの場合は、お口の良くない使い方や悪い習慣を正しいものに変えることで、正常な位置の歯並びに徐々に戻していくことができます。

 

・上下の唇を吸い込む癖をやめる・唇の上から強く噛み締めない(飲み込み時・平常時・集中時など)

 唇を舐める癖があると、舐めることでさらに唇が渇いてしまいます。唇の乾燥対策として、リップクリームを塗るなど保湿することも予防として効果があります。

 

 

唇の保湿

 

・お口を閉じて鼻呼吸を促す(口呼吸をやめる)

 口をぽかんとあける癖があると、口を閉じる力が鍛えられていないので、口を閉じる力が弱いことが多いです。お口を閉じる練習を繰り返したり、リマインドできるように気づいた人がこまめに教えてあげるようにしましょう。

口呼吸の改善には、口周りの筋肉を鍛えて口を閉じ、鼻呼吸することが大切です。食事の後や気づいたときに手軽にできる「あいうべ体操」がおススメです。

 

あいうべ体操

 

・舌の正しい位置を覚える(舌で前歯を押したり・だらんと下に置いたままにしない)

 舌を正しい位置は、お口の中の天井にぴったり張り付いている状態です。舌先が前歯の裏にあるくぼみにつきます。そのくぼみをスポットとよびます。

スポットの位置

 

舌の上全体で、吸盤のように天井にくっつけます。やりなれていないと、舌に力がないため、すぐ疲れて落ちてしまうので、「ポッピング」という舌の筋トレがおススメです。

 

ポッピング

 

このようにお口周りの機能を鍛えること口腔筋機能療法(MFT)といいます。

どれも手軽にできるトレーニングなので、お子さまの口周りの習慣に当てはまるものがあったら、普段の生活に取り入れてみるといいのかもしれませんね。

口腔筋機能療法(MFT)の重要性についての報告も上がっています。(小児歯科学雑誌より)

 

まとめ

 冒頭にあげた猫背のようにお口も同じ習慣を続けるとそれに沿った形にお口の中も少しずつ変化していきます。幼児期や学童期に正しい舌の位置と使い方、顎や歯に負担をかけない習慣を身に着けることが、歯並びを悪くしない秘訣とも言えます。

 本格的な矯正をあらかじめ予防するという意味で、予防矯正という言葉を使う場合もあります。

 正しいお口の習慣定着をサポートするために、歯に負担の少ないプレオルソという装置があります。子供の状態に応じて、どのタイプの装置が必要なのか判断が必要となりますので、お近くの歯科医院にご相談いただければと思います。歯科医院によって、取り扱ってない場合もありますのでご注意ください。

 歯が生えてきて永久歯がそろうまでの発達段階では、特にお口や歯の形も動きやすいものです。お子さんの習慣を見直し、きれいな歯並びにするための準備ができるのが理想です。

 当院では、予防矯正のサポート装置、プレオルソを取り扱っております。お子さんの歯の位置が気になる、指しゃぶりがやめられないなど、気になる方がいましたら、いつでもご相談お待ちしております。

当院小児歯科のページ

https://sakado-tsurugashima-shika.com/child/

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