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家族みんなで集まるお正月!お正月料理で嚥下力を見直そう!

年末年始の楽しみと言えば、なんといっても家族が集まることと、豪華なおせち料理。普段はお目にかからない豪華な食材やお惣菜を考えるだけで、よだれとワクワクが止まりません。昆布巻きや数の子、伊達巻、栗きんとん、黒豆など、色鮮やかで華やかな料理を頂くのは楽しむのは、とても貴重で楽しい時間です。
おせち料理は縁起物であり特別なため、普段の生活ではお目にかからない、お正月しか食べないというお惣菜も中にはあると思います。ものをおいしく食べるにはお口周りのいろいろな機能や筋肉の働きが重要です。その働きは、年と共に少しずつ衰えていきます。おせち料理やお正月料理を楽しみながら、1年に1度しか食べないお惣菜などで、ご自身や家族の飲み込む力を一緒に確認するのはいかがでしょう。
今日は、飲み込む力【嚥下(えんげ)】について、掘り下げてみたいと思います。

1.嚥下(えんげ)とは

 口の中のものを飲込んで、胃に送ること指す言葉です。食べ物を口に入れて、かみ砕くまでを【摂食】、かみ砕かれ塊になった食べ物を飲み込み胃まで送ることを【嚥下】と呼んでいます。合わせて摂食・嚥下運動と呼ばれたりもします。
人が食べ物を口入れた後は、次の動作が順番に起こります。

 

 

正しく食べ物を飲み込むために必要な力は様々ですが、大きなポイントは次の3つです。

 

 

 

一般的に日常的に噛む力は、その人の体重と同じくらいと言われています。それは、奥歯に力を入れた時の力です。

噛む機能としては、前歯による噛み切る力とすりつぶす力があります。物を食べる時に、大きな塊からお口に入る大きさにするために噛み切るのが前歯の役割で、それを飲み込める形状にするためにすりつぶして細かくするのが奥歯の役割です。噛む力と言われているのは、前歯の働きもありますが、奥歯の力のことを指す場合が多く、食べ物を細かくするのにとても重要な作業となります。

 噛む力が弱くなると、噛みつぶせない食物が増えてきます。噛む力が弱くなってしまうと、以下のようなものが食べにくくなります。

 

 

 

 食べ物をお口の奥に押し込む力、ごっくんする力のことです。

食べ物をある程度の飲み込める大きさにした後で、お口の奥の喉へ押し込む力です。唇や歯、舌、頬など、様々な筋肉や組織が協力して、食べ物を口の奥に運びます。次に、ごっくんとすることで喉の奥に食べ物の塊が移動するのですが、その時に鼻へつながる蓋(軟口蓋)と食道へつながる蓋(喉頭蓋)が閉められ、食べ物がうまく食道から胃へ運ばれるように、連携し機能しあっています。

その過程のどこかに不具合があると、飲み込みの動作がとても大変になってしまいます。また、毎日使う動作なので、飲み込む力が弱くなっていることになかなか気が付かないかもしれません。

飲み込む力が弱くなってしまうと、食事中にむせやすくなったり、頑張らないと食べ物を飲み込めなくなってしまいます。食欲が減ってしまったり、食事のバランスが極端に偏ってしまったりと、良いことがありません。

 

 

 食べ物を噛む力、飲み込む力と共にとても重要なのが、唾液の量です。黄な粉をたくさん口に入れると、飲み込むのが大変になってしまうのは、唾液が黄な粉に吸われてしまい、必要な量が不足するからです。唾液がないと食べ物をかみ砕けても、飲み込ための塊を作ることが難しくなり、飲み込むことができません。

 唾液量は年齢を重ねると徐々に低下していきます。唾液腺のマッサージや、お口のトレーニングなどを通して、唾液量を増やすことも可能です。飲み込みがつらくなってきたなと感じたら、唾液を出す腺のマッサージを行うことで分泌が促進できますので参考にしてください。

 

 

参考ブログ:https://sakado-tsurugashima-shika.com/blog/2021/12/24/18039/

2.おせち料理を食べて嚥下力を試してみよう

 どんなおせち料理も困らずに、食べられるのであれば全く問題ありません。そのままおいしいおせち料理を楽しみましょう。一年の初めのこの時期は、家族の健康と安全、成長を願う機会です。楽しく味わいながら、ご自身や家族が、どんな食べ物が食べにくそうにしているか、飲み込みにくいのかをチェックすることで、嚥下力の低下に気がつけるかもしれません。

代表的なおせち料理の中で、食べやすさランキングと評してレベルつけをしてみました。食べづらい、食べたくないなどの気づきに繋がれば嬉しいです。

 

 

栗を甘く味付けした料理で、勝ち栗とも呼ばれ、豊かさを表す食べ物だそうです。柔らかくペースト状になっているので、離乳食後期の子供さんから誰にとっても食べやすい、デザートではないでしょうか。

 

 

卵と魚のすり身を合わせた柔らかい卵焼きです。巻物を連想させることから、学業成就の意味が込められています。噛み切る力が弱くても、優しく噛む切ることもできるし、奥歯ですりつぶすことも簡単です。

 

 

おせち料理として入っている肉料理は、薄くスライスされていることが多いため、比較的簡単に噛み切ることはできます。しかし、お肉は弾力があるため、奥歯で軽くすりつぶしただけでは、飲み込めるほどの状態にはならないため、しっかり噛み切り、すりつぶす必要があります。

 

 

たくさんの卵がついている様子から「子だくさん」「子孫繁栄」というスケールの大きな意味が込められています。ほぐれやすいため、噛み切ることはできますが、奥歯ですりつぶしても塊になりにくいため、すこし飲み込みが難しい人にとっては、難易度が上がる食べ物になります。

 

 

どれだけ、軟らかく煮られているのかにもよりますが、繊維質の多い食べ物は注意が必要です。特にタケノコは、しっかり噛まないと噛み切れませんし、奥歯ですりつぶしても細かくになるには時間が必要です。噛み切る前歯の力としっかりすりつぶせる奥歯の力がどちらも必要となります。

 

その他、要注意な食べ物

つぶ貝やあわびといった貝類には注意が必要です。貝には弾力があるものが多く、噛み切れないからといって、お口の中に大きいまま入れてしまうと、奥歯でもすりつぶすことも難しくなり、丸呑みして喉を詰まらせてしまう危険があります。

 

食べ物を食べたり、会話したりと毎日使っているお口の筋力は、少しずつの衰えになかなか気づけないものです。1年に一度、どんなものが食べづらいのか、食べたくないのか、飲み込みにくいと感じる食べ物があるのか。この時期にしか食べない食材やおかずを通して、チェックしてみるのはいかがでしょうか。

自身やご家族のお口の衰えに早めに気が付くことができたら、筋力トレーニングや唾液腺のマッサージなど、それぞれの低下している機能の部分に特化して鍛えることができます。お口周りの健康を維持して、食べること・話すことの喜びをいつまでも味わっていきましょう。

プラザ若葉歯科では、管理栄養士による口腔機能検査を行うことができます。お口の筋力の低下、舌の乾燥、噛む力の測定など、気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。

私たちは、お口周りの健康応援サポーター、プラザ若葉歯科です。

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