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常在菌とうまく付き合う

 

こんにちは!プラザ若葉歯科のブログ担当佐藤です。
今回も私たちの体の中にいる菌について詳しくお話していきます。

 

人は、いつから体の中に菌が入るのでしょうか?赤ちゃんが母親の胎内にいるときには、無菌状態で発育しています。生まれた瞬間から大気を吸い、室内環境に触れると、わずか1週間程度で大人と同じように数十兆の微生物を取り込み、共生関係を結びます。そうすることで、数か月しか有効でない母親から引き継いだ病原菌に対する防御システム(免疫系)から、きわめて短期間で独自の防御システムに移行するといわれています。

 

かわいい赤ちゃんにキスしたり、お母さんといっしょのスプーンで食事をしても、菌は移ります。人にとって常在菌は必要なものと考えられていますので、スキンシップという側面からも重要な伝染と考えられています。虫歯菌や歯周病菌も常在菌ですので、当然親や他人との接触の中で定着していくものと考えられますが、多くの有益な常在菌の中から有害になりそうな菌だけを排除することは不可能です。

 

また、いったん定着した常在菌のなかから、都合よく有害の可能性がある菌だけを排除することも不可能です。口の中の常在菌は、まるで陣取りゲームをしています。ある種の菌が減れば、他の菌が増えてくるのです。これを「菌交代現象」といいます。

 

たとえば、歯周病菌に効く抗生物質を長期間飲み続けたとします。そうすると、抗生物質の効かないカンジダ菌のようなカビ類が増えて、新たな病気になってしまいます。有害の可能性と思われていた菌にも、重要な役割があることを見落としている可能性もあります。自然に逆らわないのが日本人の長所です。それよりも、虫歯菌や歯周病菌の行動パターンを知って、共存する方法を考えるべきではないでしょうか。

 

常在菌が有害なものか無害なものかを分別できれば一番良いのですが、そうはいきません。新たな病気を引き起こすことにもなりうるというのもやっかいではありますが、常在菌とうまく付き合う方法を考えていきたいですね。

 

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