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親知らずの抜歯をするか?しないか?

こんにちは!ブログ担当の佐藤です。
今回は、親知らずの抜歯についてもう少しお話します。

 

親知らずは、必ず抜歯しなければならないというわけではありません。決められた場所にきちんとうまく生えて、ほかの歯と同じように歯としての機能をもっている場合、あるいは骨の中に完全に埋伏した状態で、炎症を起こしたり、障害を起こしたりしていない場合は、抜く必要はないでしょう。しかし、生え方が悪く炎症を起こしている場合や、上の親知らずだけが生えて下の歯がなく、かみ合わせの相手がいない場合も、抜いてしまったほうがよいでしょう。抜歯にあたっては、痛みやしびれなどの後遺症を起こすリスクもありますが、抜かないことによるリスクも間げ手決めることが必要です。

 

歯を抜きたくない気持ちは誰でも同じです。だからといって、抜くべきでない歯をそのまま放置しておくことは危険です。特に解剖学的な位置関係から、後遺症を起こす可能性のある親知らずは、なおさらです。抜歯してしびれが残るというのも、想像以上に親知らずと下顎神経との間に距離がないことを意味します。このような親知らずを放置すると、親知らずの周囲の炎症は、簡単に神経に到達してしまう可能性が高いと考えられます。

 

抜歯によるしびれは、抜歯時の外傷による神経の損傷ですから、多少長引いたとしても治癒する可能性はあります。ところが、炎症が波及してのしびれでは、神経自体に変質が起こって、生涯回復しない可能性もあります。また、炎症や虫歯による破壊は、自然に回復する見込みがないので、周囲の歯に強く影響をおよぼしながら、将来もっと抜きにくい状態になって、抜歯を迫られることになってしまいます。

 

ここからは余談ですが、抜歯後の注意事項と「ドライソケット」というものについてお話します。
通常の抜歯は、麻酔が切れたときに痛みますが、その後は次第に痛みが弱くなっていきます。その痛みとは別に、2~3日後くらいから次第に強くなっていく痛みがあります。通常、抜歯後の傷は血餅(血液がゼリー状になったもの)でふさがれますが、過剰なうがいなどにより、血餅が十分に形成されなかったり脱落してしまうと、骨が直接口腔内に露出してしまいます。唾液に直接さらされた骨は、ときとして炎症を起こしてしまいます。

 

痛みは、通常2~3週間ほど続きます。これが「ドライソケット」と呼ばれる症状です。この治療には、もう一度麻酔をして、骨をガリガリ削って出血させて血餅をつくるのがふつうですが、誰もが嫌がるうえに、結果も思わしくないケースが多いようです。それよりも、抗生物質軟膏を直接注入したほうが、結果もよい場合があります。

 

抜歯後は、ジワジワとした出血があり気になるという方もいらっしゃると思いますが、そこでうがいをたくさんしてしまうと出血も止まりづらくなる上に、「ドライソケット」という状態になってしまいます。抜歯後は、うがいをしないように気を付けて下さいね!

 

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