口の中と唇の構造

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普段、口の中がどんな状態になっているか考えたことがありますか。
今日は、お口回りの構造について、ほんの少しだけご紹介します。


口の中ってどんなふうになっているの?


食べ物が口の中に入り、いったん口にとどまると、口は「噛む」という仕事を始めます。
この仕事は、「口腔」(こうくう)と呼ばれている口の中の広い場所で行われます。

口の天井は「口蓋」(こうがい)と呼ばれています。「口に蓋をする」という意味があったようです。

この口蓋を前の方から見ていくと、骨の裏打ちのある硬口蓋(こうこうがい)があり、うしろのほうへいくと骨の裏打ちがなくなるので軟口蓋(なんこうがい)といいます。その奥には、「のどちんこ」と呼ばれる口蓋垂(こうがいすい)があります。この口蓋垂から舌のほうへ弓状になっているところがあります。これを口蓋舌弓(こうがいぜっきゅう)といい、ここまでが「口腔」。そのうしろはのど(咽頭)になります。

そして、上のあごから下のあごをカーテンのようにつなぐのが頬粘膜(きょうねんまく)(ほっぺの内側)です。これらのさまざまな部分で「口腔」という空間が作られています。この場所が「噛む」ための舞台です。

ここ鶴ヶ島市には、雨乞祭りというお祭りがあります。「全国ふるさとイベント大賞」での最高の賞、大賞を頂いたこともあるほどで、活気も歴史もあるイベントです。そこでは、竹と藁で作った36mもの大きな竜を運ぶのですが、あまりの大きさに、前から見るとお口しか見えませんでした。
お口の中も歯もとてもきれいでしたよ!


のどの入り口は食べ物も空気も通ってとても複雑!


「口腔」(口の中)は、上くちびると下くちびるから舌の付け根あたりまでのことをいいます。その奥はのどの入り口(咽頭)です。鼻の穴から奥のことを鼻腔といいますが、その奥ものどの入り口です。鼻腔と口腔は、咽頭でつながっています。
空気は、「鼻⇒のどの入り口(咽頭)⇒のど(喉頭)⇒気管⇒肺」という経路を通りますが、食べ物・飲み物は「口⇒のどの入り口⇒食道⇒胃」という経路を通ります。
空気と食べ物・飲み物は、両方とものどの入り口を通り、通り道がぶつかってしまいます。それなのにゴチャゴチャにならずに、空気が肺に、食べ物が胃にちゃんと届くのは、のどの入り口が上手に整理をしてくれているからです。


表情を自在に作るくちびる!


くちびるは、私たちが笑った時、泣いたとき、怒った時、形を変えて表情を作ります。
人はくちびるのおかげで、さまざまな感情を表現できます。
でも、どうしてあんなに形を変えられるのでしょうか?
その上下のくちびるは、正式には「上唇」(じょうしん)「下唇」(かしん)と呼ばれます。
その上下のくちびるの一層内部には「口輪筋」(こうりんきん)という筋肉があります。
口の周りをグルグル取り囲んでいるのでこの名前がつきました。
この口輪筋がくちびるの形を変え、表情を作っているのです。
鳥には「くちばし」はあってもくちびるはありませんね。だから鳥には表情がないのです。

それから私たちは食事の時、ちょうどいい量を噛み切って口の中に入れますよね。
噛み切る主役は「前歯」ですが、前歯だけでは、実は食べ物をうまく口の中に運ぶことができません。たとえばスイカのように水分がたっぷりと含まれた食べ物を食べる時、くちびるは水分がこぼれないように働いています。
ストローで飲む時も、くちびるがなければ飲み物をうまく吸い取ることはできません。
なんとか吸い上げても口からこぼれてしまいます。
くちびるは表情だけではなく、食べたり飲んだりする時にとても大切な働きをしています。

上下に挟むような形で作動する口を持っているのは哺乳類だけで、そのうち粘膜のような形としての唇を持っているのは、人間だけといわれています。
雨乞いの街鶴ヶ島市の、「つるごん」も、坂戸市の「さかっち」も、川越市の「ときも」くんも、唇はありません(きっと)。
私たち人間にとって、とても大切な役割をしている唇、ときどき荒れてしまったりしますが、歯とお口の中だけではなく、唇もたまにはケアをしてあげましょう。

口も唇も毎日、大活躍ですね!

鶴ヶ島の歯科(歯医者)ならプラザ若葉歯科

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科目;一般歯科・小児歯科・インプラント・矯正
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医学博士による口腔外科

当院の院長は口腔外科の医学博士の資格を有しています。
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